Pro Tools 8がリリースされて1カ月経ちますが、Axiom ProシリーズのUSB/MIDIキーボード/コントローラーは、このPro Tools 8で大幅に強化された“トラック・メイキング”を意識した製品だと感じました。
従来のAxiomシリーズとの大きな違いは、(白いカラーリングはもちろんですが)HyperControlという機能です。さまざまなソフトのパラメーターを自動的にノブやスイッチへアサインしてくれる上、コンピューターのキーボードと同じ機能をボタンにアサインすることも可能。例えばPro Toolsではミックス/編集ウィンドウの切り替えに使うcommand+=を多用しますが、これをAxiom Pro上にアサインすれば、とても楽になること間違いなし。Pro Toolsだけでなく、STEINBERG Cubase、APPLE Logic、PROPELLERHEAD Reasonなどにも対応しているとのことでした。画面もかなり精細です。
価格はオープン・プライスで、市場予想価格はAxiom Pro 25(46,800円前後)、Axiom Pro 49(55,800円前後)、Axiom Pro 61(65,800円前後)です。
そのほかの製品は以下でどうぞ!
単一指向性コンデンサー・マイクLuna II。Lunaからの変更点はローカット&PADが加わったことと、ケースが木製になったことです。
また、2chマイク・プリアンプのDMP3が復活する模様です。
さらに、DJ用ソフトTorq 1.5がリリース。曲中の“テンポ・アンカー”に応じてエフェクトやトリガーしたサンプルのテンポも追従したり、再生中のテンポを即座にマスター・テンポへ設定したり、あるいはテンポ・マッチング時の音質がさらに向上したりと、着実なアップデートを重ねていると言えるでしょう。
【リンク】
M-AUDIO(日本語サイト)