LEWITT LCT 240 PRO 〜ボーカルから楽器まで、あらゆる場面で活躍するコンデンサーマイク

LEWITT LCT 240 PRO 〜ボーカルから楽器まで、あらゆる場面で活躍するコンデンサーマイク

オーストリアのウィーンに本拠地を置くマイクメーカー、LEWITT(ルーイット)の製品群から注目製品をピックアップ。ここでは、ボーカルから楽器まで対応し、あらゆる場面で活躍するコンデンサーマイク、LCT 240 PROを紹介しよう。

ボーカルから楽器まで対応する汎用性に優れたコンデンサーマイク

LEWITT LCT 240 PRO

11,880円

 シンガーソングライターの笹川真生にレビューしていただいたコンデンサーマイク、LCT 240 PRO。LEWITT製品ならではの高級感とポップさの両方を兼ね備えたデザインが目を引くが、その価格は見た目に反して驚くほどリーズナブル。そんなエントリークラスの価格帯でありながら、本機はボーカルから楽器まで、あらゆる場面で活躍できる実力を備えている。

製品構成。左上は大型円筒フォームのウィンドスクリーン、その下はマイクマウント、マイク本体を挟んで右はマイク用バッグ

製品構成。左上は大型円筒フォームのウィンドスクリーン、その下はマイクマウント、マイク本体を挟んで右はマイク用バッグ

 ホームレコーディング(いわゆる宅録)、あるいはポッドキャストやゲーム実況などの配信全般での使用に適しているというLCT 240 PROは、2/3インチのスパッタ金蒸着マイラーによるラージダイアフラムを搭載し、指向性はカーディオイド。つまり、主にマイク前面の音を収音し、側面や背面の音に関しては感度が鈍くなっている。そのため自宅などでの録音や配信で起こりがちな生活音系のノイズが入りづらい仕様となっている。

 楽器に関しては、アコースティックギターに適しているのはもちろんのこと、142dB SPLという高い耐音圧性能を備えているので、ギターアンプやベースアンプなどにも使用できるという。さらに、マニュアルにはドラムレコーディングやライブステージにおける利用方法なども記載されている。まさにマルチに活躍してくれるマイクと言えるだろう。

 なお、LCT 240 PROを購入して、付属の国内サポートIDを登録すると、iZOTOPEのAIオーディオエンハンサーVEAを無償ダウンロード可能になる(国内流通品以外は対象外)。これから宅録や配信を始めてみたい方は、ぜひLCT 240 PROをチェックしてみてほしい。

【SPECIFICATION】
●タイプ:コンデンサー ●指向性:カーディオイド ●周波数特性:20〜20,000Hz ●等価ノイズレベル:19dB(A) ●最大耐音圧(0.5% THD):142dB SPL ●ダイナミックレンジ:123dB(A) ●マイクサイズ:52(W)×138(H)×36(D)mm ●マイク重量:310g

製品情報

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