ピッチ補正ソフトとして長きにわたり支持を得ているプラグインエフェクト、Antares AUTO-TUNEの最新版となるAUTO-TUNE Pro 11(オープンプライス:市場想定税込価格75,900円前後)がリリースされた。
AUTO-TUNE Pro 11は、同社プラグインHarmony Engineの機能を搭載した4パートハーモニーを生成するHarmony Playerが新たに追加された。各パートでフォルマント、パン、レベルがコントロール可能。マスターでEQ、エンベロープ、ゲート、ステレオ幅の調整が行える。MIDIノートでのハーモニー指定も可能だ。
また、新機能スマートMIDIマッピングによって、任意の機能をMIDIコントローラーを簡単にアサイン可能。ピッチ補正のオン/オフやハーモニーパートのオン/オフなどをリアルタイムで切り替えることもできる。
おなじみのリアルタイム補正用のAutoモードと、ピッチ編集ツールのGraphモードももちろん搭載。付属プラグインAuto-Keyで検出したキーとスケールをAuto-Tune Pro 11へ自動的に転送して反映することができる。
AUTO-TUNE Pro 11は、Mac(Apple Siliconネイティブサポート)/Windowsに対応し、AAX/AU/VST3をサポート。Apple Logic Pro、PreSonus Studio One、STEINBERG Cubase/NuendoではARA2でも動作する。