Audientから、イマーシブオーディオに特化して設計されたUSBオーディオインターフェース&モニターコントローラーORIA(オープンプライス:市場予想価格423,500円前後)が登場。4月17日(水)より国内販売が開始される。
最大9.1.6chのDolby Atmosスピーカーセットアップを想定し、チャンネル名を付与したアナログ出力16ch分を用意。これとは別にステレオ2系統のモニターアウトも搭載する。コンピューターとの接続用USB-C端子、2系統のADAT入力、16ch分AES/EBU出力(D-Sub 25ピン)、ワードクロック入出力も用意するほか、今夏リリース予定の16ch AoIPカードを搭載することでDANTEにも対応する予定。オーディオインターフェースとしてはもちろん、単体のモニターコントローラーとしても使用できる。
トリム、ディレイ、8バンドEQ、ベースマネージメントが可能なスピーカープロセッシング機能も内蔵。Sonarworksとのコラボレーションによって、SoundID Referenceのプロファイルを読み込むことも可能で、設置環境に合わせて補正した状態で常に低遅延でモニタリングできる。SoundIDリファレンスマイクとSoundID Reference for Multichannelソフトウェアの60日間無料トライアルも付属している。
ORIAは最高24ビット/96kHzに対応。DA部は最大126dBのダイナミックレンジを誇る。2系統のアナログ入力には60dBゲインの同社コンソール仕様のマイクプリアンプを搭載(Hi-Zにも対応)。クラシックなアナログの温かみあるサウンドと低ノイズ/低歪みを兼ね備える。