AlphaTheta euphonia 〜Rupert Neve Designsトランス搭載DJミキサー

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 AlphaThetaから、Rupert Neve Designsとの共同設計によるトランスフォーマー(トランス)回路を搭載したロータリーフェーダー仕様の4ch DJミキサーeuphonia(オープンプライス:市場予想価格572,000円前後)が3月下旬にリリースされる。

高精度デジタルとアナログサウンドとの融合

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Rupert Neve Designsとの共同設計によるトランス

 euphoniaは、32ビットAD/DAコンバーター、および同社のデジタル信号処理技術を生かした64ビット/96kHz浮動小数点ミキシング処理が可能なDSPを採用し、高解像度でクリアな音質を実現。さらに、Rupert Neve Designsと共同設計されたトランスフォーマー回路を搭載することで、出力されるすべての音に音楽的な豊かさを強調する倍音を加え、デジタルとアナログの長所を併せ持つサウンドを備えている。

独自開発の新感覚ロータリーフェーダー

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 ノブの外周には高いグリップ力を発揮するエラストマー素材を採用し、指とノブが一体となるような密着感とコントロールを実現。フェーダーの操作感が回転速度に応じて変化する機構により、ノブをゆっくり回したときは微細な調整に適した質感に、ノブを素早く回したときは狙った音量へ瞬時に到達するキレのある質感になる。その結果、イコライジングが滑らかで自然な楽曲の差し引きが可能となり、ボリュームノブによる演奏表現に集中できるという。

次世代の3BAND MASTER ISOLATORとエフェクト

アイソレーター

 大ぶりなノブを備えたマスターの3バンドアイソレーターによって帯域ごとの抜き差しを駆使したプレイを可能にするほか、ディレイやリバーブなど5種類の空間系エフェクト、ハイパスフィルターによる多彩な表現も可能としている。

すべての音を把握するENERGY VISUALIZER

ENERGY VISUALIZER

 全体の音量バランスを視覚的に確認しやすいENERGY VISUALIZERでは、複数のチャンネルの音量を同時に把握できるほか、各周波数帯域の音量レベルを視認できるスペクトラムアナライザー表示も備えている。

 そのほか、外部エフェクト接続のインサート/センド&リターンの両対応、rekordboxやSerato DVSへの対応、電源ケーブルのロック機構など、DJプレイを念頭に置いたさまざまな機能を内蔵する。

 

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