IK Multimediaから、音響補正プロセッサーと音響測定／解析ソフトの組み合わせによるルーム音響補正システム、ARC Studio（52,800円）が2月23日(金)に発売となる。音場補正システムARC SystemのソフトウェアがARC 4にメジャーアップデート。従来のARC SystemではDAWの最終段にプラグインをインサートする必要があったが、ARC Studioでは新たにハードウェアプロセッサーと組み合わせることで、ルーム音響補正の常設化が可能となる。
ARC StudioではハードウェアのDSPプロセッサーを用意。音響補正プロファイルをプロセッサーにロードするだけで、常に自然で透明なサウンドのモニタリング環境を実現してくれる。これにより、DAWでの制作時だけでなく、リスニング時にも細密に音響補正された環境でのモニターが可能となる。
ARC Studioのパッケージには、DSPプロセッサー、ARC 4ソフトウェアと測定用マイクを収録。3月上旬以降は、ARC4と測定用マイクのセット（35,200円／IK Multimedia有償製品からのアップグレードは26,400円）、測定用マイクを所有しているARC旧バージョンやiLoudシリーズの登録ユーザーに向けたARC Studioへのアップグレード（44,000円：プロセッサーとARC 4ソフトウェア）も用意される。
ARC 4ソフトウェアのみのダウンロード販売も、2月23日(金)よりbeatcloud.jpで開始される（36,080円／クロスグレード版26,400円）。
