UAFXのコンパクトモデル登場〜1176やプレート、デジタルリバーブ、テープエコーを再現

UAFX Compact

 Universal Audioから、UADテクノロジーを元にしたUAFXペダルエフェクト・シリーズの第4弾として、シンプルな機能に絞りコンパクト化した4製品が発売された。ラインナップはUAFX Orion Tape Echo、UAFX Heavenly Plate Reverb、UAFX Evermore Studio Reverb、UAFX 1176 Studio Compressorで、価格はオープンプライス。市場予想価格は、Orion、Heavenly、Evermoreが33,000円前後、1176が29,700円前後。

UAFX Orion Tape Echo

UAFX Orion Tape Echo

 UAFX第1弾モデルのStarlight Echo Stationと同様、妥協なきアルゴリズムによってMaestro Echoplex EP-IIIテープエコーのサウンドを再現したモデル。ビンテージモデルが持つリッチで立体的なサウンドを生み出す。テープの状態をMint、Worn、Oldから選択し、カラーや質感を調整可能。Wonkコントロールによって、モジュレーションのかかったリピートやビブラートのかかったテープのスプライスサウンドを実現する。

UAFX Heavenly Plate Reverb

UAFX Heavenly Plate Reverb

 UAFX第1弾モデル、Golden Reverberatorを元に、1950年代のドイツ製プレートリバーブEMT 140を再現。3種類のプレートから選択できる上、Mod、Pre Delay、EQコントロールも備えている。

UAFX Evermore Studio Reverb

UAFX Evermore Studio Reverb

 1970年代後期のサウンドに欠かせないデジタルリバーブを“ビットレベル”で再現する。プログラムはRoom、Small Hall、Large Hallから選択。Bass、Mid、Trebleコントロールや、初期のデジタル機器の特徴でもある粗い質感を再現するModコントロールも備えている。

UAFX 1176 Studio Compressor

UAFX 1176 Studio Compressor

 Universal Audioの代名詞とも呼べるFETコンプレッサー1176LNのサウンドと機能を自社でコンパクトサイズに集約。ノーマルなSingle、クランチなサウンドの直列接続のDual、そしてよりクリアな直列接続のSustainという、長年ギターエフェクトとして使われてきた3つのモードを搭載する。Input、Output、Attack、Releaseはオリジナル機と同様に動作。Ratioノブでは、有名な「全ボタン押し」モードも再現する。

 

 

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