スウェーデンのメタル・プロデューサー/エンジニアとして著名なイェンス・ボグレン氏が設立したBOGREN DIGITALから、ギターアンプ・シミュレートソフトMLC SUBZERO 100(17,171円前後/価格は為替レートで変動)がリリースされた。イントロセールとして、20%オフの13,737円前後で販売されている(セール終了時期未定)。Mac/Windowsに対応し、スタンドアローンのほかAAX/AU/VST3プラグインとして動作する。
MLC SUBZERO 100は、ポーランドのMLC Ampsのフラッグシップ・ギターアンプをソフトウェア化したもの。従来のBOGREN DIGITAL製品はシンプルなコントロールを備えていたが、MLC SUBZERO 100ではアンプヘッド、キャビネットとマイキング、エフェクトなどのコントロールが行えるフルスペックなギターアンプ・シミュレートを行っている。
サウンドデザインとIRキャプチャーはボグレン氏が担当。独自開発のIRDXテクノロジー搭載し、機械学習を用いてインプットのダイナミクス変化に追従するようにしているという。読み込んだIRに対しても、IRDXテクノロジーを適用することが可能だ。
アンプヘッドは3つのチャンネルを再現。パワーアンプの真空管はチャンネルごとに6L6とEL34の切り替えに対応する。キャビネットは2種類をブレンド可能で、マイク・モデルは5種類から選択し、それぞれのキャビネットに対して自由に配置できる。
アンプ〜キャビネット〜マイクのみならず、MLCのオーバードライブVanilla Skyとボグレン氏が所有するオーバードライブをモデリングしたストンプ、10バンドグラフィックEQ、2種類のポストエフェクト(ディレイ、リバーブ)も再現。スタンドアローンでの起動時には、チューナー、メトロノーム、レコーダー機能も使用できる。