BOSS Gigcaster〜ミュージシャンのために開発された高音質ストリーミング・ミキサー

Gigcaster 5&8

 BOSSから、“ミュージシャンのために開発された高音質ストリーミング・ミキサー”を謳うGigcaster 5(オープンプライス:市場予想売価58,850円前後)、Gigcaster 8(オープンプライス:市場予想価格85,800円前後)が、4月29日(土)に発売となる。

Gigcaster 5(左)とGigcaster 8(右)

Gigcaster 5(左)とGigcaster 8(右)

GT-1000譲りのギターエフェクトを搭載

ギター入力端子

 Gigcaster 5/8はギター/ベースがダイレクトに接続できる専用端子を本体前面に装備 (ch1)。このチャンネルには、BOSSのフラッグシップ・モデルGT-1000譲りのアンプ、エフェクトを多数搭載する。100個のプリセット・パッチが用意され、自身で作成したユーザー・パッチも200種まで保存可能だ。チューナーも本体に内蔵する。また、オプションのフットスイッチやエクスプレッション・ペダルを接続すれば、サウンドの切り替えやバッキング・トラックの再生/ 停止などを足元でコントロール可能となっている。

Gigcaster 5のリアパネル

Gigcaster 5のリアパネル

70dBゲインのマイクプリ

Gigcaster 8のリアパネル

Gigcaster 8のリアパネル

 Gigcaster 5は5系統、Gigcaster 8は8系統のインプットチャンネルを用意。低ノイズで70dBゲインを持つマイクプリ(48Vファンタム電源対応)が、Gigcaster 5には2基(ch1/2)、Gigcaster 8には4基(ch1〜4)用意されている。

 ボーカル・パフォーマンスや配信時の会話に使用可能なエフェクトも搭載。ボーカルを整えたり、ハーモニーを加 えたり、ボイス・チェンジャーで話し声のキャラクターを変化させるといったことが可能だ。

Gigcaster 5 使用例

 またGigcaster 5にはシンセサイザーなどを接続するステレオ入力も用意されている。

Gigcaster 8のパッドでは音声再生や機能切り替えが可能

Gigcaster 8のパッド

 一方、Gigcaster 8には8つのパッド(×8バンク)も搭載。BGMやジングルを再生するだけでなく、エフェクトのオン/オフや切り替えなどにも使用することができる。

BluetoothやUSBなどの入力専用フェーダーを用意

 そのほか、Bluetooth、モバイル端末、サウンド・パッド(Gigcaster 8のみ)、USBといった入力チャンネルを用意し、独立したフェーダーとミュートボタンを実装。4.3インチのタッチディスプレイと組み合わせ、BGMやDAWの再生、リモートゲストの音声などもミックスできる。会話の開始に合わせてBGMの音量を自動的に下げるダッキング機能も搭載する。

 内部処理は32ビットフロート/48kHz。USB経由でパソコンへステレオミックスやマルチトラックでの録音ができる上、Gigcaster 8はmicroSDカードへ録音が可能だ。

 ヘッドフォン端子はGigcaster 5には2系統、Gigicaster 8には4系統を搭載する(いずれも1系統はヘッドセット対応)。配信者同士のコミュニケーション用にトークバック機能もスタンバイ。Gigcaster 8にはステレオマイクも内蔵されている。

製品情報

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