オーストラリアのRØDE Microphonesより、 スタジオ向けコンデンサーマイクNT1(第5世代)が発売となった。価格は46,200円。
1991年に発売されたRØDE初のマイク「NT1」は、累計600万台以上の販売実績を誇る。その第5世代となる新しいNT1は、シルキーなサウンドはそのままに、XLR端子とUSB-C端子の両方を搭載したデュアルコネクト出力(特許出願中)を用意。従来のオーディオインターフェースやミキサーへのアナログ接続に加え、USBを介して直接コンピュータへの接続も可能となっている。また、1台のコンピューターに最大8台のNT1(第5世代)をUSB接続することができる(WindowsではRØDEカスタムASIOドライバーのインストールが必要)。
また、USB出力対応に併せて、超低ノイズかつハイゲインのRevolution Preamp、192kHzまで対応したADコンバーターを搭載。ラージダイアフラム・コンデンサーマイクとして世界初の32ビットフロートに対応し、どんな音量のソースに対してもゲイン設定を心配することなく録音できる。
さらに、回路設計を見直すことで、コンデンサーマイクとしては非常に低い4dBAというセルフノイズを実現。世界で最も“静かなコンデンサーマイク”をうたっている。一方、最大入力音圧も142dB SPLと高く、ボーカルやスピーチはもちろんギター、ドラム、ピアノまで、あらゆるソースのレコーディングで優れたパフォーマンスを発揮。精密設計により外部からの不要な振動をカットし、クリアな収音を実現するという。
そのほか、24ビット/48kHzでの使用時には、無償のエディター・ソフトが併用可能。強力な内蔵DSPによるAPHEXオーディオプロセッシングにより、コンプレッサー、ハイパスフィルター、ノイズ除去、さらにAPHEX Aural ExciterとBig Bottomも使用できる。
製品にはポップフィルターとショックマウント、約6mのXLRケーブルと約3mのUSB-Cケーブルが付属。製品登録することで、10年のメーカー保証を受けることができる。