TASCAM Portacapture X6〜32ビットフロート対応の6trポータブルレコーダー

 TASCAMから、6trハンディレコーダーPortacapture X6(オープンプライス:市場予想価格54,780円前後)が2月11日に発売される。

 Portacapture X6は、8trハンディーレコーダーPortacapture X8で好評を博した32ビットフロート録音、タッチパネル操作によるユーザーインターフェースなど、基本性能はそのままに小型化を実現。中小規模コンテンツ制作向けに選定された仕様により、これから制作を始めるクリエイターから音響エンジニアまで、手軽に高音質の音声収録を行うことができる。

TASCAM Portacapture X6のサイド

 2.4インチのカラータッチパネルと、スマートフォンのような“アプリランチャーシステム”により、シーンに応じたアプリ(ミュージック、ボイス、フィールド、マニュアル、ポッドキャスト、ASMR)を選んで素早く的確な録音が可能。さらに2023年春のアップデートによって、お気に入りの録音アプリ設定や入力設定を保存し、瞬時に呼び出しが可能になる予定だ。

TASCAM Portacapture X6のトップ

 Portacapture X6は、映像/動画音声用のレコーダーとしても活躍。また、AK-BT1(別売り)を装着することでAtomos UltraSync Blueなどの機器とBluetooth経由でタイムコード同期ができるため(2023年春のアップデートにて対応予定)、動画と音声の同期が容易になる。さらに、防風効果の高いファー・ウィンドスクリーンWS-86(別売り)を使用すれば、屋外収録時の風切り音の低減が可能だ。

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