シンセが学べるABLETONの無料サイトLearning Synthsがアップデート。エクスポートや録音など新機能が追加

ABLETON Learning Synths

 ABLETONは、シンセサイザー仕組みの基本を無料で学べるWebサイト“Learning Synths”をアップデートした。

 Learning Synthsは、音楽理論が学べるLearning Musicに続き、2019年に始動。シンセサイザーを構成する主要な要素(オシレーター、フィルター、エンベロープ、LFOなど)について、ハンズオンで学ぶことができる。また、コンピューターだけでなくタブレットやスマートフォンにも対応し、ChromeブラウザではMIDIキーボードを使うことも可能だ。

 最新版のLearning Synthsでは、作った音をABLETON Live用のプロフェクト・ファイルへ書き出しできるエクスポート機能や、録音機能などが追加された。

ABLETON Learning Synths

エクスポート機能を使うと、Learining Synthsで作成した音をLiveデバイスとして使用できる

追加された新機能

  • エクスポート機能
    Learning Synthsで作成した音色をまったく同じ状態でMax for Liveデバイス入りのLiveセットとして書き出し可能。
  • 録音機能
    音声を最長60秒間録音できる。
  • 設定可能なXYパッド
    30種類近くのパラメータを割り当てて操作するパッドが搭載。
  • “自由に音作りをしてみよう”ページ
    レッスンで扱う音色のさらなる作りこみが可能。さらにエクスポート機能を使えば、Live上で継続して使用できる。
  • 暗色モードに対応
    環境設定に応じて暗色モード(ダークモード)のオン/オフが切り替わる。
  • 対応言語
    トルコ語、フィンランド語、ポルトガル語にも対応。

“自由に音作りをしてみよう”ページ

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