LAB.GRUPPENが1Uの2chパワー・アンプ、IPXシリーズを発売。企業の音響設備やライブPAに向けたもので、IDEEA(IntelliDrive Energy Efficient Amplifier)テクノロジーによる低消費電力を特徴とする。製品ラインナップは、出力1,200W(600W×2/4Ω)のIPX 1200(187,000円)と2,400W(1,200W×2/4Ω)のIPX 2400(253,000円)の2機種だ。
いずれの機種も音声入力はアナログ1/2およびAES/EBU(192kHz対応)で、計4chまでの信号を内蔵DSPのインプット・ミキサーで扱える。このミキサーは専用ソフトのIPX Controller(Mac/Windows/APPLE iPad)から操作可能。さらにEQやディレイ、クロスオーバーといった内蔵インプット・プロセッサー、アウトプット用のEQやディレイなどもコントロールできる。
両機種とも音声出力はアナログ1/2となっており、スピーカーとのマッチング/スピーカー保護のためにSpeaker Protect Limiterを搭載。ほかのユニットへ未処理の信号を出力できるリンク・アウトも用意している。