デンマークのAIAIAIから、新技術W+ Linkを搭載した音楽クリエイターのためのワイアレス・ヘッドフォン、TMA-2 Studio Wireless+（39,800円）がリリースされた。
リッチー・ホウティンと３年の歳月をかけて開発。従来のBluetoothヘッドフォンは圧縮音声で、かつレイテンシーが大きいのに対し、W+ Linkでは16ビット／44.1kHz相当のロスレスで16msというワイアレス伝送を実現している。また、最長80時間以上の再生が可能なBluetooth 5.0でのオーディオ転送や、付属のコイル状Hi-Fiケーブルでの機器との接続も可能。制作からミックス、外出時のリスニングまで、シチュエーションを問わず使用することができる。
ヘッドフォンのドライバーには、ネオジム・マグネットとバイオ・セルロース振動板を使用したS05MKIIを、イア・パッドにはアルカンターラ製素材のE08を採用する。W+ LinkトランスミッターのX01 Wireless+は、USB Type-C端子からの充電が可能。デュアル・アンテナを採用し、広帯域伝送と併せてドロップ・アウトの無い安定した非圧縮オーディオ再生を実現する。レシーバーはヘッド・バンドのH01 Wireless+に内蔵されている。
なお、AIAIAIのヘッドフォンは、パーツごとに交換できるモジュラー方式を採用しており、TMA-2 Studio Wireless+に好みのドライバーやイア・パッドを装着したり、W01 Wirelss+とH01 Wireless+から成るアップグレード用モジュラー・セット、X01 H01 Bundle（21,800円）を追加してW+ Link＆Bluetooth 5.0対応のワイアレス・ヘッドフォンとすることも可能となっている。
製品情報
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/299672/
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12312
