ビンテージ機をJFET回路で再現したスプリング・リバーブ、Surfybear Classic V2.0

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カラー:ブロンド

 SURFY INDUSTRIES Surfybear Classic V2.0(オープン・プライス:ブロンド、ブラウン、ブラックは市場予想価格各52,800円前後、ツィードは市場予想価格57,200円前後/税込)は、往年のスプリング・リバーブ・ユニットを薄型ボディに再現したモデル。FENDER 6G15を模範としながら、真空管増幅部をJFETトランジスターに置き換え、真空管と同様の倍音変化を狙っている。

 

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左上:ブロンド、右上:ブラウン、左下:ブラック、右下:ツィード

 

 ボディは木製で、ACCUTRONICSタイプの4本スプリングによるリバーブ・ユニットを実装。ノイズや干渉を避けるために、ボトム・カバーはスチール製となっている。コントロールは6G15にならい、DWELL(エフェクト量)、MIXER(原音とのブレンド)、TONE(サウンドの明るさ調整)を搭載している。端子はスイッチなどはSWITCHCFRAFT製パーツを採用する。

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スチール製ボトム・カバーのスリットからスプリングが見える

 また、機能を削ぐことなくサイズ・ダウンしたペダル型のSurfybear Compact(オープン・プライス:市場予想価格38,500円前後/税込)、エフェクト・オン時のクリーン・ブーストを加えたSurfybear Metal(オープン・プライス:市場予想価格38,500円前後/税込)、Surfybear Classic 2.0やほかのリバーブ・ユニットと組み合わせて使用するフット・スイッチSurfyDrip Switch(オープン・プライス:市場予想価格14,300円前後/税込)のほか、ビンテージ・アンプやエフェクトにならったペダル・エフェクトも発売されている。