ROLANDは、トラック制作からボーカル録音まで、エレクトロニック・ミュージックの制作に必要な機能を1台に集約した楽曲制作ツール、VERSELAB MV-1(価格:オープン・プライス)を1月23日に発売する。
複数の機材を用意する必要がなく、本体にレイアウトされた操作パネル上の制作手順に沿って、パッドをたたいてリズムやメロディを入力。直感的に楽曲を完成させることが可能だ。簡単なパターン作成機能や、音楽ジャンルに合わせた「ソング・テンプレート」も用意されている。
サウンド・エンジンには最新音源の「ZEN-Coreシンセシス・システム」を搭載。ROLANDリズム・マシンの名機TR-808やサンプラーSP-404のサウンドなど、3,000種類以上を収録している。また、本体内蔵マイクに加え、XLRマイク入力端子を装備しており、ボーカル録音機能やAuto-Pitch、Harmonizer、Doublerなどのボーカル専用エフェクトを搭載。楽曲のバランス調整/仕上げに必要なミキサー/マスタリング・ツールも装備している。
また、プラグイン音源やソフトウェアを提供するクラウド型コンテンツ・サイトRoland Cloudから、最新トレンドのサウンドを取り込んだり、好みのジャンルのサウンドを強化することもできる。加えてサンプリング機能を搭載しているので、自分でサウンドを取り込んで使用することも可能だ。
さらに、ROLANDの音楽制作アプリZenbeatsと連携(発売後のアップデートで連携機能を追加予定)することで、Zenbeats上でMV-1の曲やバウンス・トラックをミックスしたり、楽器やエフェクトのプラグインを使用することができる。また、クラウド・ストレージ機能により、楽曲データの共有やSNSなどへのアップロードも可能とのこと。
ROLAND VERSELAB MV-1 製品情報
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