ROLANDは、キーボードやシンセサイザーなどの電子楽器をパソコンやAPPLE iPad/iPhoneなどとワイアレス接続して演奏情報の送受信を可能にするワイアレスMIDIアダプターWM-1と、コンピューターなどに接続して使用するUSBワイアレスMIDIドングルWM-1Dを10月24日(土)に発売する。価格はともにオープン・プライス。
MIDI信号の送受信に必須だった機器間のケーブル接続や機材セッティングが不要になり、音楽制作を行うデスク周りの省スペース化を図れる。また、Bluetooth MIDI機能を内蔵していない電子ピアノや電子ドラムでもiPhoneやiPadと接続できるので、レッスン・アプリを使いながら練習するような場面でも便利だ。
WM-1はMIDI端子、WM-1DはUSB A端子に対応。通信はBluetoothを使った独自の新しい通信方式を採用し、高速のワイアレスMIDI通信と動作の安定性を実現している。WM-1でのMac/iOSデバイスとのワイアレスMIDI接続に加え、WM-1Dを使うことでBluetooth USBに対応していないWindows環境でのワイアレスMIDI化を実現可能。また、Mac/iOSデバイス(USB-Lightningカメラ・アダプター経由)を含め、両機種を送信側/受信側の双方に使用すると、最大4台の接続が可能な「スタンダードモード」、高速なMIDI通信(転送速度3ms)が可能な「ファストモード」で扱うことができる。
ROLANDが提供するアプリZenbeatsと組み合わせることで、自由度の高い制作環境をシンプルに構築することが可能。さらに、最大4台の機器を接続しての同期演奏や、キーボードと音源モジュールをワイアレス接続したステージ・パフォーマンスにも活用できる。
製品情報
ROLAND WM-1
オープン・プライス
ROLAND WM-1D
オープン・プライス
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