ROLAND最高峰シンセJupiter-Xシリーズ発表

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ROLANDは、最新の音源技術と高い演奏性、高級感のあるデザインを兼ね備えたフラッグシップ・シンセサイザーJupiter-Xと、その機能を凝縮したモバイル・タイプのJupiter-Xmを発表した。価格はいずれもオープン・プライスで、発売はJupiter-Xmが先行し、11月の予定。Jupiter-Xは2020年春の発売となる。Jupiter-Xはステージを意識し、アナログ・シンセの名機Jupiter-8を踏襲したデザインを採用。Jupiter-Xmはこれを踏まえた37鍵モデルで、小型スピーカーも内蔵した電池駆動対応モデルだ。

Jupiter-XとJupiter-Xmの音源部には、Fantomシリーズと同様のZenCoreと、さまざまなアナログ/デジタル・シンセのモデリング音源を搭載。発売時には、Jupiter-Xのデザイン・ベースとなっているJupiter-8のほか、Juno-106、JX-8P、SH-101といったアナログ・シンセのほか、デジタル・シンセとして人気を博したXV-5080、さらにステージ・ピアノRD-700GXという計6種類の音源を用意している。また、後にさまざまなモデリング音源が発表される予定で、これを追加することも可能。複数のモデルをレイヤーして演奏することもできる。

AIを搭載した新開発のアルペジエイター機能I-ARPEGGIOも搭載。演奏情報を解析し、リズム・パターンやフレーズを生成する。スマートフォンやタブレット端末との接続が可能なBluetooth機能も搭載。アプリと連携した楽曲制作も可能となっている。

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