ROLANDが新しいソフト・シンセ、Zenologyを発表した。Mac/Windowsに対応し、AAX/AU/VSTで動作する。利用には、これに合わせて日本でも正式にスタートした同社のサービス、Roland Cloudへの登録が必要。月額2.99ドルからプランの選択が可能で、さまざまなソフト音源やサンプルを利用することができる。
Zenologyは、ROLANDの最新テクノロジーであるZen-Core Synthesis Systemによる高品位なサウンドを実現。シンセ・サウンドからピアノや管弦楽器、アコースティック・ドラム、TR-808などのリズム・マシンまで、3,000以上の音色を備えている。加えて、追加音色ライブラリーも今後リリースされる予定だ。常に即戦力となる音色を取り入れて制作を進めることができる。
Zenologyは継続的なアップデートを予定しており、Juno-106やSH-101などのビンテージ・シンセを再現したModel Expansionsシリーズや、Zen-Core Synthesis Systemのすべてのパラメータをエディットできる上位バージョン、Zenology Pro(2020年秋ごろ提供予定)などがリリースされるとのこと。
また、Jupiter-XなどのZen-Core Synthesis Systemを搭載したハードウェアとのシームレスな音色互換を実現。Zenologyで作成した音色データをJupiter-Xに転送してライブで演奏するなどが可能となっている。
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