プロのステージと制作を見据えたシンセROLAND Fantom登場

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ROLANDは、現代のステージと制作を見据えた新しいコンセプトのシンセサイザー、Fantomを9月6日に発売する。

新しいFantomは、モードの区分けを排除した設計。どの機能がどのモードで動くといったことを意識することなく、本体のタッチ・スクリーンや豊富なノブ/スライダーで感覚的に操作を行うことができる。

音源部はPCMとバーチャル・アナログを併せ持つ新開発のZEN-Coreを採用。音色やエフェクトの設定などは、16パート分の楽器を一括で管理する“シーン”に登録して瞬時に呼び出すことできる。曲中に“シーン”を切り替えても音が途切れることがないのも特徴だ。さらにピアノ音色には、ROLANDの最高峰ピアノ音源であるV-Pianoテクノロジーを搭載している。88鍵モデルのFantom 8には、アコースティック・ピアノの演奏感を再現するPHA-50ハイブリッド鍵盤を、73鍵のFantom 7と61鍵のFantom 6には新設計のセミウェイテッド鍵盤を採用。鍵盤の根本部分(奥側)が押さえやすくなるなど、演奏性が向上している。

シーケンサーはパターン単位で管理するタイプ。楽曲のアイディアを記録するだけでなく、ライブでのパターン演奏も可能となっている。

外部機器との連携も現代的なポイント。アナログ・シンセとの接続用のCV/GATE端子を装備するほか、APPLE Logic Pro X/MainStageとの連携機能も搭載。Fantomのタッチ・スクリーンにLogic Pro X/やMainStageのソフト音源をコントロールすることが可能で(Smart Controlのパラメーターを表示)、USBオーディオ/MIDIインターフェース機能と併せて、Fantomからソフト音源のサウンドを出力することが可能だ。

Roland
FANTOM 6 / FANTOM 7 / FANTOM 8
オープン・プライス