ROLAND、GROOVEBOXの最新モデルMC-707とMC-101が登場

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ローランドは、AIRAシリーズの最新機種として、シーケンサーやシンセサイザーなどを統合した、エレクトロニック・ミュージック向けのGROOVEBOX、MC-707とMC-101を9月21日に発売する。どちらもオープン・プライス。

1996年発表の同社MC-303をルーツにするGROOVEBOXシリーズは、フレーズやパターンを切り替えることでトラック制作やパフォーマンスが行えるマシンとして人気を博した。MC-707とMC-101はそのコンセプトを継承しつつ、現在のエレクトロニック・ミュージックの制作に必要とされる機能やサウンドを備えたモデルとなっている。

どちらも、クリップ・ベースのシーケンサーを搭載。1つのプロジェクトにつき最大128のフレーズから好みのものを選んで再生する。MC-707は8tr、MC-101は4tr仕様で、16個のパッドを使ってリズム・パターンを打ち込んだり、ベース・ラインやメロディをスムーズに入力することが可能となっている。クリップにはノート情報だけでなく本体のノブやスライダーの操作情報も記録して、フィルターやエフェクトの動きもシーケンスに含めることができる。専用Webサイトから、最新フレーズを含めたプロジェクト・データを入手することも可能だ。

音源はバーチャル・アナログとPCMを併装。ROLANDの歴代リズム・マシンやシンセ、アコースティック楽器までを網羅する。エフェクトは各パートごとに設定可能。マスタリング用エフェクトも用意されている。

Roland
MC-707
オープン・プライス