PIONEER DJのアナログ・モノシンセ「Toraiz AS-1」 - サンレコ〜音楽制作と音響のすべてを届けるメディア

PIONEER DJToraiz AS-1

サウンド＆レコーディング・マガジン編集部

PIONEER DJからモノフォニックのアナログ・シンセ、Toraiz AS-1が発売された。DAVE SMITH INSTRUMENTSとのコラボレーションによるハードウェア＝Toraizの第２弾モデルで、同社Sequential Prophet-6を元に共同開発。

内蔵のフル・アナログ・エンジンは２VCO／２VCF／１VCA／２EG／１LFOという構成で、各オシレーターで三角波／ノコギリ波／矩形波の連続可変が可能。作成した波形は、Sequential Prophet-6と同一のフィルターなどで加工した後、本体に保存することができる。またファクトリー・プリセットとして、495種類の音色とそれぞれに向けたシーケンス・パターンを搭載。パターンは内蔵の64ステップ・シーケンサーで再生することが可能だ。エフェクトは、Sequential Prophet-6直系のものを２系統備えているため、それらを用いてさらなる音作りが楽しめる。

ハード的な面としては、タッチ・パッド式のキーボード＆スライダー、視認性を重視したOLEDディスプレイ、堅牢性の高いメタル製ボディなどが特徴。外形寸法は267.4（W）×68.6（H）×177.7（D）mmで、重量は1.4kgとなっている。