IK MultimediaがiPhone用のマイク「iRig Mic」と2種の新アプリを発表

IK MultimediaiRig Mic/VocaLive/iRig Recorder
IK Multimedia(イタリア)は、iPhone/iPod touch/iPad用に開発されたコンデンサー・マイクロフォン「iRig Mic」と、ボーカル用アプリ「VocaLive」、レコーディング・アプリ「iRig Recorder」を、先頃ラスベガスで開催された2011 International CES、および現在アナハイムで開催中のWinter NAMM Showにて発表した。

IK Multimediaが今回発表した「iRig Mic」は、iPhone/iPod touch/iPad用に開発された高品位なコンデンサー・マイクロフォン。マイクで拾った音をヘッドフォン・マイク端子を使ってiPhone等の本体に入力すると同時に、アプリから再生される音をヘッドフォンに出力することができる。また3段階のゲイン調整スイッチ付きの単一指向性のマイクロフォンであるため、マイクの目の前で叫ぶシンガーから遠くで話をしているスピーチまでを、ノイズの少ないクリアな音で収音可能。


同時に発表された「VocaLive」は、iRig Micのために用意されたボーカル用アプリで、ピッチ修正、コーラス・ハーモナイザー、ダブラー、ディエッサー、モーフィング・エフェクトといったボーカル専用エフェクトの他、リバーブ、EQ、コンプレッサー、ディレイ、エンベロープ・フィルター、コーラス、フェイザー等のエフェクトも持つ。


「iRig Recorder」は簡単な操作で録音ができるレコーディング・アプリだが、不要な部分のカット、最大化、ノイズ処理といった編集機能も備えたものとなっている。


「iRig Mic」と、「VocaLive」「iRig Recorder」「AmpliTube」(既発売)等のアプリを併用することで、ボーカルや生楽器のエフェクトや録音を楽しめるほか、スピーチやインタビューの録音など、音楽以外の用途にも幅広く利用することができる。


「iRig Mic」(7,980円)、「VocaLive」(有償版・無償版の両方を予定)、「iRig Recorder」(無償版)のリリースは、いずれも2011年春になる模様だ。


なおこれらの製品の利用法は、以下の3つの動画で見ることができる。


▼iRig Micトレイラー










▼ボーカル・エフェクト編:リバーブ、ディレイ、EQ、コーラス、ダブラー、ハーモナイズ、モーフィングからピッチ補正によるケロ声まで。










▼レコーディング編:VocaLiveの4トラック・レコーダーを使ったレコーディング、エフェクト、ミックス。











IK Multimedia
iRig Mic/VocaLive/iRig Recorder
iRig Mic:7,980円