ササノマリイ
![【Profile】エレクトロニカ、クラブ・ミュージックをポップスに落とし込んだ数々の楽曲で注目を集めるビート・メイカー/プロデューサー/シンガー/ボカロP。映像クリエイターとしても活動している。](https://rittor-music.jp/sound/wp-content/uploads/sites/7/2020/02/%08%EF%BC%8A%E3%82%B5%E3%82%B5%E3%83%8E%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A4-300x198.png)
C6 Multiband Compressor
C6 Multiband Compressorをがっつりかけたピアノの音が大好きなので、主にその用途で使用しています。ほかのマルチバンド・コンプレッサーでは僕の求める音は作れないので本当に重宝していますね。パーカッションなどにC6 Multiband Compressorの要素が欲しいときは、ABLETON Live上でラックを組んで、オリジナルの音とC6 Multiband Compressorを通した音を7:3のバランスでパラレル・コンプレッションしています。
DÉ DÉ MOUSE
![【Profile】作曲家、編曲家、プロデューサー、キーボーディスト、DJの遠藤大介によるソロ・プロジェクト。自身の曲のプログラミングやミックス/マスタリング、映像を手掛けるほか、プロデュース/楽曲提供/リミックスも行っている。](https://rittor-music.jp/sound/wp-content/uploads/sites/7/2020/02/*デデ-300x225.png)
C1 Compressor
シンプルなデザインなので、かかり方が分かりやすいです。アタックを遅くリリースを速めにして、打ち出しの強いビートを中心に使っていましたが、最近ではサイド・チェイン・コンプとして使用することでバウンシーな音を形成させています。音質を変化させずに音の形を変えてくれてアタックの効きも良いので、キックとほかの音のスタート・ポイントを微妙にずらして、C1でキック以外にサイド・チェイン・コンプをかけてグルーブを強くさせることもしますね。最新アルバムの『Nulife』でも、全編でC1 Compressorがこの用途で大活躍してくれました。
L2 Ultramaximizer
2ミックス音源やステム・トラックにかけたりせず、個別のトラックに挿して使っています。L1 Ultramaximizerに比べて音質の変化は少ないですし、L3 Ultramaximizerに比べても軽いです。やはり音質をあまり変化させないので、アタックの強い上モノのピークを取り除くのによく使用しています。音によりますがあまりがっつりかけず、ATTENが最高−3くらいになるようにして、後はC1 Compressorのサイド・チェインと併用していますね。Serphとコラボした「Rainman」という曲では、ピアノやストリングスにもよく使いました。アタックの強い音の中で、生音を前に出しつつビートとなじんでくれます。何より操作が簡単な点が良いです。
TeddyLoid
![【Profile】クラブ・ミュージックからサブカルチャー、Jポップのシーンまで自在に行き来するトラック・メイカー/音楽プロデューサー/DJ。曲作りからミックス、マスタリングまですべてを1人でこなす。](https://rittor-music.jp/sound/wp-content/uploads/sites/7/2020/02/*teddyloid-300x225.png)
Vocal Rider
主にボーカルにおけるボリュームのフェード書きを自動で行ってくれるプラグインです。細かなフェードは手で描くこともありますが、このプラグインをインサートしておけば安心ですね。WAVESのプラグイン全般に言えることなのですが、プリセットが豊富なのでボーカルの特性に合わせたエフェクトのかかり具合の調節を簡単に行うことができます。楽曲を仕上げるに当たって、良き相棒となってくれることでしょう。
Doubler
WAVES Mercuryの購入時に収録されていたプラグインです。もう長年使用しております。ボーカルだけではなく、あらゆる楽器の定位を自由自在に操ることができる画期的なプラグインです。例えばボーカルを一本だけしか録音していなくても、このプラグインで定位を広げればダブルのようなニュアンスを出すこともできます。
PARKGOLF
![【Profile】札幌出身のビート・メイカー/プロデューサー。tofubeatsやSEBASTIAN X、ゲスの極み乙女、上坂すみれ、東京女子流など幅広いアーティストのリミックスを手掛けている。](https://rittor-music.jp/sound/wp-content/uploads/sites/7/2020/02/*parkgolf-300x225.png)
J37 Tape
J37 TAPEはかなりの頻度で使用しているテープ・サチュレーターです。ソフト・シンセの音色が軽い印象になってしまうときなどに、音の温かみや若干の揺れなどを加える目的で使用します。インプットを若干上げて、Tape FormulaとTape Speedを調整するだけで簡単に音に温かみが加えられます。Tape Formulaは右から左の順(815<811<888)でサチュレーションが強くなっています。個人的によく使う設定はBiasを+3に設定、Tape Speedは7.5ips、Tape Formulaは888を選択。シンセやマスターに使用しています。この設定にするとかなり味が付くので、何か物足りないときに使うと良い効果が得られることが多いです。またTape Formulaを815に設定して薄くかけて、全体の質感調整に使用するのも効果的ですよ。
佐藤元彦(L.E.D./omni sight)
![【Profile】インスト・バンド、L.E.D.とomni sightのベース、シンセサイザー、プログラマーを担当。企業CM、舞台、映画へのサウンド・デザインや楽曲提供など、コンポーザーとしても多方面に活動を行っている。](https://rittor-music.jp/sound/wp-content/uploads/sites/7/2020/02/*佐藤-300x225.png)
Enigma
モジュレーション系の飛び道具、Enigmaは好き嫌いが分かれる癖の強いプラグインですが、時空がゆがんでぶっ飛んだサイケ世界を簡単に作り出すことができます。基本はフェイザーやフランジャーにテープ・ディレイを混ぜたような音色で、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやボーズ・オブ・カナダ的なニュアンスに近い効果が得られるんです。しかし高解像度でデジタル感があるので、ありそうで無い世界観を浮き上がらせてくれます。そこが逆に大好きという方にお薦めです。普段、自分はほぼ挿すだけで使っています。お気に入りのプリセットは、その名も“musroom therapy”(笑)。特にシンセとのマッチングはリードでもパッドでも素晴らしいので試してみてください。ハマる人はドハマリすると思います!
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