高音質プラグイン・エフェクト×3

SPL Vitalizer MK2-T/SOUNDTOYS Decaptitator/SONNOX Restore

音源にせよエフェクトにせよ一層のソフト化を感じた今回のNAMM Show。そんな中から新製品のプラグイン・エフェクト3機種を紹介していきます。

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SPL Vitalizer MK2-T
12AX7A真空管を採用したハードウェアVitalizer MK2-Tを基に開発されたプラグインで、独特の温かみのある実機のサウンドを忠実に再現しているそうです。直感的な操作で周波数帯域やステレオ・エキスパンダー処理が可能で、Windows/Mac、フォーマットはRTAS、VST、Audio Units、TDMに対応。

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SPL



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SOUNDTOYS Decapitator
昨年のAESで発表されたアナログ・サチュレーション・プラグインがNAMMのブースに登場していました。NEVE、APIなど名アウトボードを数年かけて解析したとのことで、インターフェース下部には"TG"など基本スタイルのボタンが並び、そこから基本スタイルを選んでいく仕様。わずかにドライブさせてミックスに温かみを加えたり、"Punish"ボタンを押せば、極端なひずみも得られます。TDM、RTAS、Audio Suite、Audio Units、VSTに対応。


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SONNOX Restore
WAVES WNSやBIAS SoundSoap Proなど、ここにきてノイズ除去プラグインの新製品がリリースされていますが、3種のプラグイン(Oxford DeBuzzer/Oxford DeClicker/Oxford DeNoiser)で構成されるSONNOX Restoreも昨年の発表後初めてとなる大規模なデモを敢行。原音の変化に対応してノイズ成分を自動解析するOxford DeNoiseのオート・モードなど優秀なインターフェースで、熱心にレクチャーを受けるエンジニアらしき来訪者の姿も数多く見受けられました。


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