Inter BEE 2009レポート:音を点ではなく面でとらえる音場補正システム〜リアルサウンドラボ・ジャパン

意欲的な音場補正システムCONEQのハードウェアとプラグインを展示(動画あり)

CONEQはラトビアの数学者でありレコーディング・エンジニアでもあるRaimonds Skurulsによって発明された"音響パワーイコライジング"テクノロジー。これらはハードウェアのAPEQ-2Proと測定用マイク、オーディオ・インターフェース、コンピューターにインストールした専用ソフトCONEQ Workshopにより実現されます。その特徴は、従来の音場補正が収音用のマイクを1点に置き、そこでの音圧を測定して補正をしていたのに対し、CONEQは音の伝達を"面"でとらえて音場を補正することで、限りなくフラットに近い音場を実現するというもの。その概念についてスタッフの方に説明いただきましたので、下のムービーをご覧ください!



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同様の補正は、写真のプラグインCONEQ P2(7.1chにも対応するCONEQ P8-Proもあり)を使っても可能とのこと。共にWindows/Macに対応し、RTAS/VSTプラグインとして機能。なお、実際の測定はリアルサウンドラボ・ジャパンのスタッフの方が行ってくれるそうです。


【リンク】
リアルサウンドラボ・ジャパン