Inter BEE 2009レポート:Tenori-on TNR-Oも展示! YAMAHAのブース

発表されたばかりの新Tenori-onやNEXOのコンパクト・ライン・アレイ・システムなどを展示


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例年通りさまざまな製品がラインナップされたYAMAHAのブースには、発表されたばかりのTenori-onスタンダード・モデルTNR-Oが展示されていました。白いプラスチックのボディとオレンジ色のLEDは新たな個性を主張しつつ、"楽器"としての質感はキープ。初期設計の確かさがうかがえます。何より求めやすくなることで、より多くの"Tenori-on使い"が出てくることを期待させるプロダクトです。


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DAW回りではSTEINBERG Cubase 5を中心にフィジカル・コントローラーCC121やC12、オーディオ・インターフェースMR816 CSXなどのシステム例を展示。また長らく待ち焦がれた方も多いであろうNuendo Sync Stationも発表されました。これはNuendo専用のシンクロナイザーで、ワード・クロック入出力、ビデオ・シンク入力、AES/EBU入出力×2系統、タイム・コード入出力、MIDI入出力、RS422入出力、GPIO端子、USB端子を1Uのボディに凝縮。STEINBERGのシンク・プロトコルVST System Linkにもフル対応し、音声や映像とNuendoを正確に同期させられるようになります。


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ネットワーク関連では、Dante技術を採用したAUDINATEの16イン/16アウト・インターフェース・カードDante-MY16-AUD(上)やHD/SD-SDIエンベッド/ディエンベッド・カードMY8-SDI-EDなども展示。


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またPA関連では、NEXOの新シリーズPS-R2を初展示。こちらも小型/軽量化のトレンドに漏れず、実際目の当たりにすると、そのコンパクトさを実感できます。システムの制御役となるNEXO/YAMAHAの共同開発によるパワードTDコントローラーNXAMPも展示されていました。


【リンク】
ヤマハ プロオーディオインフォメーションセンター
Tenori-Onサイト