
5月21日(日)東京西麻布のSuperDeluxeにて、TFoMが主催するモジュラー・シンセの祭典“Tokyo Festival of Modular presents Cafe Deluxe #2”が開催された。楽器店やメーカーのブースが出展され直販も行われていたほか、モジュラー・シンセを駆使するアーティスト達によるライブ演奏で会場は大きな盛り上がりを見せていた。今回はスペシャル・ゲストとしてSUGIZOが出演しており、最終ステージではSUGIZOのギターとHATAKENのモジュラー・シンセによる初共演が実現した。ここでは各ブースの展示内容を中心にレポートしていこう。
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今も人気のSystem-700とSystem-100Mをモチーフにしたフル・アナログのモジュラー・シンセサイザー、System-500シリーズを展示。
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宮地楽器 Wurly's!
NOISE ENGINEERINGシリーズや、INTELLIJEL DESIGNSシリーズ、ERICA SYNTHSシリーズなどを展示。
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福産企業 Five G
DOEPFERシリーズやMAKE NOISEシリーズ、EOWAVEシリーズ、MUTABELE INSTRUMENTSシリーズの他、多数のモジュラー・シンセを展示。
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エムアイセブンジャパン
ROLI Blocks、Seaboard Rise、Seaboard Rise 5DアプリやNoiseアプリをインストールしたAPPLE iPad/iPhoneなどが展示されていた。
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フックアップ
EXPRESSIVE E Touché(トゥーシェ)、WALDORF Kb37、NEKTAR Impact LX25+、UNIVERSAL AUDIO Apollo Twin MkIIなどが展示されていた。ペダルのような形で目を引いていたMIDI コントローラー、EXPRESSIVE E Touchéはなんと国内初展示。わずかな振動やスライドに反応し、ハードやソフト・シンセをアコースティック楽器のようにフィジカルに演奏することが可能だ。
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TEENAGE ENGINEERING
小型で持ち運びがとても便利な7種類の音楽デバイス、Poket Operatorシリーズや、8ビットからFMまで多岐にわたるエンジンを搭載するOP-1が展示されていた。


SUGIZO X HATAKEN
スペシャル・ゲスト、SUGIZOのギターとHATAKENのモジュラー・シンセによる初共演が実現。モジュラー・シンセが刻むリズムに空間処理を施したギターが乗り、幻想的な音楽が奏でられた。


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その他の出演者
Isei Ben、UA726 ( Kuro
, Takagi Kenichi , Take Amane )、Darren Moore、Eicheph、Kaz_X、Kenichi Takagi、Naoki Nomoto、Takane Eabl、Saraam、Nedavine、Tin Clocks(順不同)










この数年、右肩上がりに盛り上がりを見せているモジュラー・シンセのシーンだが、ここまで多くのモジュラー・シンセが一同に会するイベントは、Tokyo Festival of Modular主宰以外にはなかなかないだろう。日本国内外のさまざまなモジュラー・シンセを実際に手にとってじっくり演奏することができるほか、その場で各メーカーの開発者やスタッフとも話せ、製品に対する理解をさらに深めることができる。さらにプロの実演まで楽しめるのだ。
今年の秋、11月18〜19日には“TFoM 2017”がRed Bull Studios Tokyoにて開催されることが発表された。今回のイベントに行けなかった人は、ぜひ会場に足を運んでみてモジュラー・シンセのだいご味を体感してみてはいかがだろうか。
Tokyo Festival of Modular Webサイト→http://tfom.info/