2023年版 マイクおすすめカタログ〜用途別選び方のポイント

2023年版 マイクのおすすめカタログ〜用途別選び方のポイント

ボーカル・レコーディングや楽器録り、ポッドキャスト収録など、さまざまな用途に向けたマイクを紹介。ダイナミック・マイクとコンデンサー・マイクの違いや、指向性、サウンドの特徴を元に自分の好みに合いそうなマイクを探してみてください。

ケース別マイク選びのポイント

CASE 1:アプリを使って歌を配信したい

→ USBマイク+スマホのシンプルなセットもOK

 ボーカル録音の際、スマホ内蔵マイクも使えなくはないですが、ノイズや部屋鳴りなど余分な音まで拾ってしまいます。その次の段階としてお薦めなのが、スマホに直接つなぐ“USBマイク”。ヘッドフォン出力を備えていれば、オーディオ・インターフェース無しでモニターしながらボーカルが録れます。

CASE 2:バンドや弾き語りで楽器を録音したい

→ 種類と指向性で判断

 マイクには幅広い帯域を収音するコンデンサー・マイクと、中域を中心に大きい音量が入ってもひずみにくいダイナミック・マイクがあります。また、前方から収音する“単一指向性”や全方向から収音する“無指向性”などそれぞれに収音する方向=“指向性”が決まっています。高価な機種が必ずしも好みに合う音になるとも限らないので、可能であれば楽器店などで試してみるのが良いでしょう。

CASE 3:トークやゲームをライブ配信したい

→ 収録人数に合わせた指向性

 配信に使うマイクは、1人で配信するのであれば不要な音を拾いにくい単一指向性、複数人の音声を同時に拾うようなシチュエーションであれば無指向性と、人数や環境に合わせて選びましょう。CASE 1で紹介したUSBマイクを使う場合、オーディオ・インターフェースは通さずコンピューターに接続します。

AUDIO-TECHNICA ATS99

AUDIO-TECHNICA ATS99

価格:オープン・プライス(市場予想価格/39,600円前後)

ボーカリストの意見を反映して生まれた、より自由な表現が可能となるダイナミック・マイク

 ATS99は、高磁力マグネットとステップアップ・トランスにより、高感度で量感のある中低域サウンドを実現したボーカリスト向けのダイナミック・マイク。指向性は、側面の音を拾いにくくライブ・ステージなどで扱いやすいハイパー・カーディオイド。周波数特性は60Hz~16kHz。低域から高域までしっかりと聴かせる周波数特性が特徴で、ボーカリスト自身が心地良いと感じる、優れたレスポンスを備えている。

 本機の製品作りに当たっては、さまざまなボーカリストへのヒアリングが行われた。そしてその声や意見をもとに、細部の設計に至るまで考え抜かれ、歌うときの心地良さや握りやすいグリップ感など、より自由に表現できることが主眼に置かれた。

 一方でタフさも特徴であり、過酷なモニター環境下でもポテンシャルを発揮する圧倒的なハウリング・マージンを確保。また、内部ショック・マウント構造によりハンドリング・ノイズも低減されている。長さ181.5mm、本体最大径50mmで262gと、軽量で扱いやすく疲れにくいことに加え、ハードな使用に耐える堅牢なアルミ削り出しボティも頼もしい。ライブだけでなくレコーディングやストリーミングなどさまざまな収音シーンに適していると言えるだろう。

AUDIO-TECHNICA AT2020 / AT2020USB-X

AUDIO-TECHNICA AT2020 / AT2020USB-X

価格:オープン・プライス(市場予想価格/AT2020:12,980円前後、AT2020USB-X:19,580円前後)

 AT2020は、エントリー・クラスながら確かなスタジオ・クオリティを実現したコスト・パフォーマンスに優れたコンデンサー・マイク。指向性はサイドとリアの収音を抑え、狙った音をとらえるカーディオイド。ポッドキャスティングやストリーミングでの使用に適する。一方AT2020USB-Xは、AT2020の特徴を継承しながらUSB Type-Cでパソコンに接続して使用できるUSBマイク。最高24ビット/96kHzの解像度を持つADコンバーターを内蔵しており、クリアで自然なサウンドが得られる。ボリューム・コントロール付きのヘッドフォン出力も搭載。

AUDIX OM3 / OM6 / A131

AUDIX OM3 / OM6 / A131

価格:オープン・プライス(市場予想価格/OM3:17,600円前後、OM6:27,000円前後、A131:49,500円前後)

設計・製造・検査までを米国工場で実施するプロ用マイク・ブランドのラインナップ

 AUDIXは、1984年にアメリカで設立されたプロフェッショナル向けマイク・ブランド。同社独自のVLMダイアフラムやチューニングにより録音環境、機材に適した幅広いラインナップを提案している。

 OM3は、ボーカルに適したダイナミック・マイク。指向性は声を的確にとらえるハイパー・カーディオイドだ。VLM TypeBダイアフラムにより50Hz~18kHzと幅広い周波数特性を持ち、優れた音声応答でひずみの少ないクリアかつ正確なサウンドを実現している。上位モデルに当たるOM6は、VLM TypeDダイアフラムにより40Hz~19kHzとさらに幅広い周波数特性を持ち、コンデンサー・マイクに匹敵する音質を実現。ライブからスタジオ、放送局での使用にも対応する。

 A131は、33mm径の大型カプセルを搭載したコンデンサー・マイク。指向性はカーディオイドで、ボーカルやコーラス、ピアノなどの録音に適するほか、ポッドキャスト制作にも高音質なサウンドを提供する。二重織のスチール・メッシュと内蔵した極薄のアコースティック・フォームによりポップ音を除去するほか、独自の内蔵ショック・マウントにより、マイク・スタンドに付属のクリップで直接取り付けても振動ノイズが防げる。

AUSTRIAN AUDIO OD505

AUSTRIAN AUDIO OD505

価格:オープン・プライス(市場予想価格/41,800円前後)

 OD505は、デュアル・カプセル・デザインのダイナミック・マイク。フロント・カプセルはファンタム電源を要し、コンデンサー・マイクと同等の感度を有する。指向性は超単一。カプセルと筐体の接点を最小限に抑えることでサウンドの回折や不要な反射/共振を抑制し、3Dポップ・ノイズ・ディフューザーによって破裂音の軽減を実現している。切り替え可能なローカット・フィルターも備える。また、ダイキャスト・ボディをはじめとするマテリアルと精巧なメカニズムによってフィードバックやハンドリング・ノイズを低減させている。

AUSTRIAN AUDIO OC818 / OC18

AUSTRIAN AUDIO OC818 / OC18

価格:オープン・プライス(市場予想価格/OC818:187,000円前後、OC18:115,500円前後)

 OC818は、AKG C12に用いられたカプセルを基にデザインされたCKR12デュアル・セラミック・カプセルを搭載するコンデンサー・マイク。指向性の切り替えが可能で、2基のダイアフラムとデュアル出力を搭載している。本体には指向性、ハイパス・フィルター、PADの切り替えスイッチを装備。それらをリアルタイムにコントロールできるPolarPilotアプリによって指向性を255段階で調整可能だ。OC18は、シングル・セラミック・カプセルのCKR6を搭載するコンデンサー・マイク。カプセルの特性はCKR12と同じ。指向性は単一となっている。

MONKEY BANANA Bonobo

MONKEY BANANA Bonobo

価格:オープン・プライス(市場予想価格/16,500円前後)

 Bonoboは、34mmの大型ダイアフラムを搭載するスタジオ向けコンデンサー・マイク。指向性はカーディオイド。長さ181mm、直径51mm、重量360gと扱いやすいサイズ。緻密で豊かなサウンドが特徴であり、ボーカルやアコースティック・ギターのレコーディング、ポッドキャスティングや放送用途にも適する。ショック・マウントやポップ・フィルターが付属するので、ビギナーが初めて購入するコンデンサー・マイクとしても最適だろう。ポップなイラストとロゴのデザインも印象的。カラー・バリエーションとしてブラックとグリーンが用意されている。

PRESONUS Revelator

PRESONUS Revelator

価格:オープン・プライス(市場予想価格/28,600円前後)
対応OS:Mac|Windows|iOS|Android
バンドル・ソフト:Studio One Artist / Studio Magicソフトウェア・スイート

 Revelatorは、ポッドキャストやゲーム実況、ホーム・レコーディングなどに適したUSBマイク。放送用からロボット・ボイスまで8種類のサウンド・タイプが用意されており、切り替え可能な3種類の指向性と併せてさまざまなシチュエーションに対応できる。ループバックとミキサーを備えた6イン/6アウトのオーディオ・インターフェース機能も搭載。24ビット・コンバーターと、同社のスタジオ用コンソールにも搭載されているFat Channelプロセッサーの一部を備えることで高音質を実現。声を特殊なサウンドへ変化させるエフェクト・プロセッサーもユニークだ。

RØDE MICROPHONES NT-USB+

RØDE MICROPHONES NT-USB+

価格:31,900円
対応OS:Mac|Windows|iOS|Android

 NT-USB+は、高品質のサウンドを簡単にキャプチャできるUSBマイク。スタジオ品質のコンデンサー・カプセルを備え、指向性はカーディオイド。パソコンやスマートフォン、タブレットに接続するだけで、解像度の高いサウンドを得られる。レコーディングのほか、配信にも適している。DSPを内蔵し、RØDE ConnectなどRØDEソフトウェアを使って高度なオーディオ処理やエフェクトを加えることも可能だ。また、オーディオ処理をした音声をゼロ・レイテンシーでモニタリングできるヘッドフォン出力も利便性が高い。スタンドとポップ・フィルターが付属する。

RØDE MICROPHONES M2

RØDE MICROPHONES M2

価格:19,250円

 M2は、ライブ・ボーカルで高いパフォーマンスを実現するために設計されたコンデンサー・マイク。コンデンサー・カプセルは1/2インチで、ボーカルだけでなく楽器の収音にも適する。ボディは堅牢なオール・メタル製。内部に搭載したショック・マウントがハンドリング・ノイズを抑え、ステージ上でもスタジオ収録をしているかのようなクオリティを実現する。指向性は、音漏れやハウリングを最小限に抑えながら正面からの音をタイトにとらえるスーパー・カーディオイド。オン/オフ・スイッチにはロック機能が付いており、マイクの誤操作も防ぐ。

RØDE MICROPHONES NT2-A

RØDE MICROPHONES NT2-A

価格:63,800円

 NT2-Aは、本体のスイッチを使って、パッド(0dB、-5dB、-10dB)、ハイパス・フィルター(フラット、40Hz、80Hz)、指向性(カーディオイド、無指向性、双指向性)を、それぞれ3段階で切り替えられるコンデンサー・マイク。これにより、あらゆるスタジオでのニーズに対し柔軟に対応することが可能だ。ショック・マウントを内蔵したデュアル1インチ・コンデンサー・カプセルを搭載し、セルフ・ノイズを限りなく低く抑えながらフルレンジの周波数特性を実現している。ポップ・フィルター付きショック・マウントと6mのXLRケーブルも付属する。

RØDE MICROPHONES M5 Matched Pair / NT5 Matched Pair

RØDE MICROPHONES M5 Matched Pair / NT5 Matched Pair

価格:M5 Matched Pair:34,100円、NT5 Matched Pair:66,000円

2本の特性を合わせたマッチド・ペア・マイク。空間的な広がりを持たせながら繊細な音まで収音可能

 2本の特性を合わせたマッチド・ペア・マイク。スタジオやステージにてステレオ・ペアでセッティングすることにより、空間的な広がりを持たせながら繊細な音までこぼさず収音することが可能となる。

 M5 Matched Pairは、1/2インチ・カプセルのコンデンサー・マイクであるM5のペア。指向性はカーディオイドで、正面と側面からの音を正確に拾いながら、後ろからの音を抑える特性を持つ。低ノイズと広い周波数特性が特徴で、スタジオでのレコーディングやステージでのライブはもちろん、自宅での録音にも適している。ペアリングについては、2本のマイク感度の差が1dBを超えないように選ばれている。

 NT5 Matched Pairはアコースティック楽器、ドラム・オーバーヘッド、シンバルなど、生楽器のライブやスタジオでの録音に適した、1/2インチ・カプセルのコンデンサー・マイクNT5のペア。こちらも指向性はカーディオイドで、そのタイトさは、スタンドやブームに取り付けて、映画制作の際に会話を録音するようなシチュエーションにも適している。また、カプセルを無指向性(マイクを中心に360°すべての向きから音を拾う)のNT45-O(別売り)に交換して使うことも可能。

ROSWELL PRO AUDIO Mini K67X / Mini K47 KD

ROSWELL PRO AUDIO Mini K67X/Mini K47 KD

価格:オープン・プライス(市場予想価格/Mini K67x:93,500円前後、Mini K47 KD:64,900円前後)

現代の音楽制作に適した設計でビンテージ・トーンを提供するマイク

 DIYマイク・キット・パーツ会社の運営をはじめ、スタジオ・マイクの世界に長年関わっているマット・マクグリンが創業したROSWELL PRO AUDIO。現代の音楽制作に適した設計でありながら極めてビンテージライクなトーンを持つ同社の製品を紹介しよう。

 Mini K67Xは、1960年代によく使用されたチューブ・マイクを現代の技術でより使いやすく再現したコンデンサー・マイク。Mini Kシリーズでは初めてとなるトランスを搭載した機種で、カプセルは6μm厚フィルムを採用し、独自にチューニングされたデュアル・バック・プレート設計となっている。それらによる独特なトーンは、量感がありながらも濁りのない低域と、10kHz以上に広がるレコーディングの空気感を特徴としている。

 Mini K47 KDは、キック・ドラムなど音圧レベルの高い用途に適したコンデンサー・マイク。高い音圧レベルに耐える仕様にするためには大きめのコンデンサーが用いられることが多いが、本機は回路設計を見直して内部電圧を調整することにより、付加的なアッテネーションとは別の方法でヘッドルームを確保しているため、明瞭度とアタック感を維持したまま、十分なヘッドルームとダイナミック・レンジを備えている。

SE ELECTRONICS V3 / V7 / DynaCaster

SE ELECTRONICS V3 / V7 / DynaCaster

価格:V3:13,200円、V7:17,600円、DynaCaster:49,500円

 V3は、亜鉛合金によるタフな作りのダイナミック・マイク。スティール・メッシュ・グリルはへこみや錆に強く、金メッキされたXLR端子部は、ロスなく信号を伝える。指向性はカーディオイドで、ユーザーの声をステージ上のさまざまなサウンドから効率的に分離してくれる。V7は、V3と同様の特徴を持ちながらさらに鋭い指向性のスーパー・カーディオイド型のカプセルを備えている。一方DynaCasterは、ポッドキャストや配信に適したモデル。Vシリーズのテクノロジーが生かされたカーディオイド指向性のカプセルが生み出すサウンドは温かくナチュラルだ。

SE ELECTRONICS SE2200 / X1 S

SE ELECTRONICS SE2200 / X1 S

価格:SE2200:44,000円、X1 S:29,150円

 SE2200は、ハンド・メイドの1インチ・カプセルを搭載したコンデンサー・マイク。優れた音響特性を実現するために2つの金蒸着ダイアフラムが用いられている。‐10dBと‐20dBの切り替えが可能なPADスイッチにより、広いダイナミック・レンジのソースにも対応できる。80Hzと160Hzから選択可能なローカット・フィルターは、低域のランブルや不要な足元からのノイズなどを軽減する。X1 Sはホーム・スタジオに適したコンデンサー・マイク。カスタムの1インチ・カプセルやメタル・シャーシ、2段階の切り替えが可能なPADとフィルターなどを備えている。

SHURE PGA27-LC / MV7

SHURE PGA27-LC / MV7

価格:オープン・プライス(市場参考価格/PGA27-LC:29,080円前後、MV7:35,200円前後)

大口径ダイアフラムを備えたコンデンサー・マイクとポッドキャスト/制作向きのダイナミック・マイク

 PGA27-LCは、ボーカルや楽器のレコーディングに適するコンデンサー・マイク。大口径のダイアフラムにより広範囲のダイナミック・レンジを実現し、クリアな高音域と強力な低音域を再現する。指向性は音声をクリアにとらえ不要なノイズを遮断するカーディオイド。ハイパス・フィルターにより予期せぬローエンド信号をコントロールできるほか、-15dBアッテネーション・スイッチにより音圧レベルが高い場合も対応可能となっている。ブラック・メタルのボディとグリルのコンビネーションからなるすっきりとしたデザインも魅力だ。

 MV7はポッドキャストやコンテンツ制作向きのダイナミック・マイク。USB出力とXLR出力の両方を装備し、パソコンにもオーディオ・インターフェースにも接続可能。指向性はカーディオイドで、周囲のノイズを排除しながら声を正確にとらえる。プラグ&プレイでWindowsおよびMacに接続でき、別売りのケーブルを用意することでiOS、Androidデバイスにも対応する。直感的に設定調整が行えるタッチ・パネル、ヘッドホン・モニタリング出力の搭載もうれしいところだ。ShurePlus™ MOTIVデスクトップ・アプリを使用すれば、ゲインやトーンの調整も細かく行える。

TELEFUNKEN M80

TELEFUNKEN M80

価格:オープン・プライス(市場予想価格/39,600円前後)

コンデンサー・マイクに匹敵するサウンドを備えたTELEFUNKENを代表するダイナミック・マイク

 M80は、ワイドなダイナミック・レンジと周波数特性を備えたダイナミック・マイク。指向性はカーディオイド。コンデンサー・マイクに匹敵するような周波数レスポンスと優れた透明性を備える。ハンドリング・ノイズを抑えるボディ設計で、ダイアフラムの音色はオープンでワイド。ミックスの中でも埋もれることなく存在感のある音が期待できる。

 機構的な特徴はローマス・ボイス・コイルと超薄型のマイラー・ダイアフラム。これらによって、重たいボイス・コイルとダイアフラムでは失われがちだったサウンドを、変化させることなく高効率で電気信号に変換することが可能となった。また、TELEFUNKENのカスタム・ワウンド・トランスT80が、アナログ・オーディオ特有の温かみと存在感のあるサウンドに一役買っている。

 低域の近接効果も程良くコントロールされているため、ボーカルはもちろん、ドラムやベースの録音にも適している。さらにワイアレス・マイク用のヘッドが別売りされているほか、楽器のレコーディング時に取り回し良く使えるショート・サイズのM80-SHが用意されているなど、バリエーションも豊富だ。ボディとグリルの色を自由に選択してオリジナルの1本が作れるのもM80の特徴と言えるだろう。

UNIVERSAL AUDIO SD-1

UNIVERSAL AUDIO SD-1

価格:オープン・プライス(市場予想価格/44,000円前後)

 SD-1は、楽器の録音や配信などに幅広く使えるダイナミック・マイク。指向性はカーディオイドで狙った音を正確にとらえる上、ローカット・フィルターで不要なノイズを低減できる。また、ショック・マウントを内蔵し、低域のランブルやメカニカル・ノイズを低減している。さらに、3〜5kHz辺りにわずかなバンプ(3dB)を与えるアーティキュレーション・ブーストによって、音声や楽器の明瞭さを引き立てることも可能。同社のオーディオ・インターフェースApolloのユーザーならば、用途に応じて適切な設定を得られるプリセットが無償でダウンロード可能だ。

UNIVERSAL AUDIO SP-1

UNIVERSAL AUDIO SP-1

価格:オープン・プライス(市場予想価格/59,400円前後)

 SP-1は、マッチド・ペアと呼ばれる2本のセットでアコースティック楽器やドラム、パーカッション、ライブ・パフォーマンスなどをステレオ収録できるコンデンサー・マイク。スモール・ダイアフラムを用い、指向性はカーディオイドで狙った音を正確にとらえる。高い音圧耐性を備え、あらゆる環境、音量の収録に対応する。マイク・クリップ、フォーム製ウィンド・スクリーン、ステレオTバー・マウント、トラベル・ケースを付属。同社のオーディオ・インターフェースApolloのユーザー向けには、用途に応じて適切な設定を得られるプリセットが無償で提供される。

ZOOM ZUM-2PMP

ZOOM ZUM-2PMP

価格:オープン・プライス(市場予想価格/15,000円前後)

 ZUM-2PMPは、ポッドキャスト制作に便利なセット。コンデンサー・マイクのZUM-2はスーパー・カーディオイドの指向性を持つ。ドライバー不要でパソコンにUSB接続でき、最大24ビット/96kHzのサンプリング・レートで原音に忠実なサウンドを提供してくれる。ヘッドフォンのZHP-2は密閉型で優れたリスニング環境を実現する。そのほか、軽量で持ち運びに便利な卓上マイク・スタンドTPS-4、マイクに装着して風や息の吹かれを抑えるウィンド・スクリーン、1.5mのUSB Type-C to Aケーブルを同梱しており、購入してすぐ制作に取り掛かれる。

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