静音&高パフォーマンスPC @Sycom Silent Master NEO Z790/D5 〜ビッケブランカが評価する理由とは?

静音&高パフォーマンスPC @Sycom Silent Master NEO Z790/D5 〜ビッケブランカが評する理由とは?

動いていないんじゃないかと錯覚するほど、Silent Master NEOは静かで作業に集中できる

今回ご紹介するBTO(受注生産)コンピューターメーカー@Sycom(以下、サイコム)のSilent Master NEOは、音楽制作において重要な静音性とパワーを併せ持つマシンである。そのSilent Master NEOを普段から愛用しているというシンガーソングライター、ビッケブランカのスタジオを訪れ、仕様や制作における優位性について聞いた。音楽制作だけでなく、映像制作やゲームもコンピューターで行うという彼の言葉から、Silent Master NEOの静音性とパワーの秘密をひも解いていこう。

Product Overview|Silent Master NEO

@Sycom Silent Master NEO

 日本のBTOコンピューターメーカーであるサイコムが手掛けるSilent Master NEO。オリジナルの静音空冷ビデオカードSilent Master Graphicsを備え、パワーと静音性を高い次元で両立させているのが特徴だ。CPUやGPUはユーザーの要望に合わせて選ぶことができ、ビッケブランカが使用しているマシンの主な仕様は以下の通り。

  • OS:Microsoft(R)Windows11 Home(64bit)DSP版
  • CPU:Intel Core i7-14700K[3.4GHz/20コア(Pコア8+Eコア12)28スレッド/UHD770/TDP125W]インテルCoreプロセッサー(第14世代)搭載モデル
  • CPUクーラー:Noctua NH-U12S[空冷/CPUファン]
  • マザーボード:ASUS PRIME Z790-A WIFI-CSM[Intel Z790chipset]
  • メモリー:32GB[16GB*2枚]DDR5-4800[メジャーチップ・JEDEC準拠品]Dual Channel
  • システムストレージ:Crucial P5 Plus CT1000P5PSSD8[M.2 PCI-E Gen4 SSD 1TB]
  • 光学ドライブ:【黒】DVD; ASUS DRW-24D5MT
  • ビデオカード:Silent Master Graphics RTX4070(GeForce RTX4070 12GB)[HDMI*1/DisplayPort*3]
  • ケース:【黒】CoolerMaster Silencio S600+前面ファン[Noctua NF-A14 FLX]+背面ファン[Noctua NF-S12A FLX]
  • 電源:Fractal Design ION+2 Platinum 760W(FD-P-IA2P-760)[760W/80PLUS Platinum]※高品質セミファンレス電源

 POINT 

サイコムオリジナルのビデオカードSilent Master Graphics(写真は同シリーズのGeForce RTX 4070採用モデル)

サイコムオリジナルのビデオカードSilent Master Graphics(写真は同シリーズのGeForce RTX 4070採用モデル)。Noctuaのファンや、長尾製作所のオリジナルファンカバーなど、こだわりのパーツ選定によって静音性と冷却パフォーマンスの両方を実現しているという

高性能ビデオカードは音楽制作にもメリット

 ビッケブランカが使用するSilent Master NEOは、CPUにIntel Core i7を選択。搭載しているビデオカードは、同社のSilent Master Graphics RTX4070 12GB。GPUにGeForce RTX 4070をチョイスしたモデルだ。音楽制作以外に映像編集や推奨スペックの高いゲームにもコンピューターを使う彼にとっては、ハイスペックなビデオカードは不可欠な要素と言えるだろう。こと音楽制作に絞ってみても、昨今のDAWを中心とした制作環境では、画面の描画をビデオカードに任せることでCPUの負荷を減らし、システム全体のパフォーマンスを向上させられるなど、そのメリットは大きい。

 「以前まで使っていたコンピューターだと、動作の重いプラグインを1つ使うだけで遅延やフリーズなど、さまざまなトラブルが起きていました。ですが、Silent Master NEOだと、複数のトラックに動作の重いプラグインを挿しても遅延が起きないんです。とてもパワーがあって頼もしいですね」

 そしてSilent Master Graphicsシリーズ、またそれを搭載するSilent Master NEOは、その名前からも分かる通り静音性を一番の特徴としている。

 「Silent Master NEOは、動いていないんじゃないかと錯覚するほど静かで作業に集中できるんです。ボーカルのレコーディングでは、録ったものに余計なノイズが入らないので、そのままエンジニアにも渡せます。今までは“一応もう1回スタジオでちゃんと録っておこう……”と思わずにはいられなかったので、そのメリットはかなり大きいですね」

取材当日は、サイコム プロダクトマネージャーの山田 正太郎氏(右)とビッケブランカの対談形式によって行われた

取材当日は、サイコム プロダクトマネージャーの山田 正太郎氏(右)とビッケブランカの対談形式によって行われた

時間をかけて実現した冷却性能と静音性の両立

 空冷式コンピューターでは、ビデオカードに高い負荷がかかると、熱を抑えるべく冷却ファンが回り、これが騒音の原因となる。このときに、高い冷却性能を発揮させつつ音をいかに小さくするか、Silent Master Graphicsシリーズはそこに主眼を置いて開発されている。冷却と静音。この一見矛盾するような問題を解決する鍵を握るのは、一つ一つの部材の組み合わせだ。無限とも言える選択肢の中から、CPUクーラーにはオーストリアのトップブランドNoctuaのファンをチョイス。複数ある幅と厚みの組み合わせの中から、冷却性能と静音性を高い次元で両立するものを探ったという。1つの組み合わせの検証でおよそ1週間。既製品のビデオカードとの比較も交えながら半年ほどかけて納得できる組み合わせにたどり着いたそうだ。さらに、ファンカバーは日本の精密板金加工所である川崎の長尾製作所に製作を依頼し、試作を重ねながら完成形に近づけていった。できあがったのはシンプルかつ質実剛健なスチール製ファンカバー。これにより、ファンの共振を抑制すると同時に、コンピューター内部の物理干渉を最小限に抑えることが可能になったという。

 “世界で一番静かなビデオカード”という究極のゴールを目指して作られた製品は、暗騒音値30.9dBの防音シールド室で、アイドル時31.4dB、高負荷時37.1dBという値を計測。ケースに入れた状態では、高負荷時でも冷却ファンの音はほぼ聴こえない水準が達成されたという。

 「自分のように音楽を作る人間にとっては“静かなことは正義”と言えるので、これは間違いなく勧められます。また、僕は曲作りやゲームをしながらライブ配信を行うこともあるのですが、そんなときもパワフルかつ静かなコンピューターはありがたいんですよ。集中して作業をしたいクリエイターから、音を気にせずに配信を行いたい実況者まで、幅広くお薦めですね。世界最高峰と言える製品が実現されているわけですから、それを選ばない手はないと思います」

製品情報/お問い合わせ

関連リンク

 

ビッケブランカ:シンガー・ソングライター。イベント『RAINBOW ROAD -翔-』を12月28日にTOKYO DOME CITY HALLにて開催予定。

 Recent Work 

『Worldfly』
ビッケブランカ
avex trax