【動画】Pro Tools Sketch×TSUTCHIE 〜iPadマスターが試す無料アプリの実力

TSUTCHIE Main

 SHAKKAZOMBIEのトラックメイカー、TSUTCHIE氏。現在はレーベルSYNC TWICEでの活動のほか、プロデュース/エンジニアリングでも活躍している氏は、近年の制作やライブをiPadのみで完結することも多いという。そんなiPadフリークのTSUTCHIE氏に、Pro Tools Sketchを使った制作にもトライしてもらった。

 TSUTCHIE氏といえばイメージされるのはヒップホップだが、今回氏が制作してくれたのはお聴きの通り、4つ打ちのハウス。Pro Tools Sketchの収録ループからこのイメージを膨らましていったそうで、「こうして作ってからテンポを変更して探るのもよくやります」とのこと。もちろんオーディオもテンポに追従可能なPro Tools Sketchの得意とする作業であることも付記しておく。

Pro Tools Sketch(iPadアプリ)の入手はこちらから

Pro Tools Sketch: Make Music

Pro Tools Sketch: Make Music

  • Avid®
  • ミュージック
  • 無料

無料版Pro Tools IntroでもPro Tools Sketchを

Sketch on Pro Tools

 Mac/Windows対応のDAWソフト、Pro Tools(2023.9以降)でもiPad版と同様のPro Tools Sketchを使用できる。もちろんiPad版のデータをパソコン上のPro Toolsで開いたり、その逆も可能となっている。iPadで制作したクリップをドラッグ&ドロップでPro Toolsのオーディオトラックへ読み込んだり、Pro ToolsセッションとPro Tools Sketchウィンドウを同期して、オーディオ録音したりといったことが可能。Pro Tools Sketchで作った楽曲をPro Toolsの高度な機能を使って編集したり、さらなるエフェクト処理を施してミックスダウンしたりといったことがシームレスに行える。

 なんと、パソコンでのPro Tools Sketchは、無償版のPro Tools Introでも使うことが可能。iPadを持っていないくても、パソコンさえあればPro Tools Sketchでの制作を楽しむことできる。

Pro Tools永続ライセンス版が販売再開

Pro Tools Artist永続ライセンス

 Pro Tools Artist/Studio/Ultimateといった上位版のPro Toolsは、この9月から永続ライセンスの販売も再開。自分の使用スタイルに合わせて永続版の購入とサブスクリプション(年間/月間)を選択できる。

 永続ライセンスでは、年間ソフトウェア・アップデート&サポート・プランの期限切れをした場合も、プランの再購入で再加入が可能に。最新のPro Toolsにアップデートして、Pro Tools Sketchの楽しさを体験してみよう。

TSUTCHIE

TSUTCHIE Profile

 ヒップホップグループSHAKKAZOMBIEのトラックメイカーとしてデビュー。2002年にはソロ・アルバム『THANKS FOR LISTENING』をリリース。審美眼の高いサウンド使いで注目を集める。2004年にはアニメ『サムライチャンプルー』のサウンドトラックに参加、2022年にアナログ・リイシューされ話題となった。現在はレーベルSYNC TWICEを主宰しながら、プロデュース/エンジニアリングも数多く手掛ける。2022年の『Search The Silence』を皮切りに、iPadで制作したトラックのリリースも開始。iPadのみでのライブ活動も行っている。

X(旧Twitter):@tsutchie

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