伝説的なマイクを、高品質かつ低価格帯で現代に蘇らせたことで知られるUnited Studio Technologiesより、新たにダイレクトボックスVintage Direct Box(71,500円)と、リアンプボックスReplay Box(52,800円)が登場した。
Vintage Direct Box
Vintage Direct Boxは、Triad、UTCなどが製造した初期の巨大なトランスフォーマーを使用したWolfboxや、ブルース・スウェディンのBass Boxといった初期のハンドワイヤードDIボックスに触発されて設計された。ブーストペダルやプリアンプなしで、望むだけのゲインを得ることができるという。
また、信号経路上の音質を損なう可能性のある部品は排除しており、レジスターパッド、ボリュームポット、RCネットワークフィルターなどは使用していない。レベル調整は出力のトランスフォーマータップに組み込まれており、トーンに影響を与えることなく調整できるという。シャーシは堅牢で、ツアーにも耐えうる仕様だ。
Replay Box
Replay Boxは、リアンプにおいて多く見られる2つの問題、“ノイズ”と“低ゲイン”を解決するために、ゼロから設計されたモデル。
2つの異なるカスタムトランスフォーマーを搭載し、ノイズを誘発するプリアンプやブーストペダルを追加することなく、これ1台でクリーンで十分なゲインを提供。またグランドアイソレーションにより、リアンプ中にグランドループハムに悩まされることもないという。