LEWITTから、CONNECT 2は、音楽制作はもちろん、ポッドキャスト、動画や音声のストリーミングなど、あらゆる用途を想定したオーディオインターフェース、CONNECT 2(34,800円)がリリースされた。
CONNECT 2は、LEWITT独自のAuto Setupテクノロジーにより、わずか数クリックで声や楽器を最適なサウンドへマッチ。録音したいソースや求めるサウンドを選んでいくだけで、適切な入力設定、好みのプリアンプキャラクター(Clear/Warm/Vivid)、過大入力によるひずみを防止するクリップガード、安定した音量に整えるコンプレッサー、バックグラウンドノイズを学習して除去するデノイザーなどを自動的にセットアップしてくれる。パワフルな内蔵DSPのおかげで、これらの処理レイテンシーはわずか1msに収まるという。 さらにAudo Setupで設定した内容は本体内に保存可能。Mac/Windowsで設定した状態で、iOS機器でも使用できる。
CONNECT 2本体には、静電容量式タッチコントロールを採用。25ステップのLEDリング、CONTROL CENTERソフトウェアでカラー設定可能なボタンのLED、機能の割当が可能なCustomボタンなども搭載する。
入力には72dBゲインと118dBのダイナミックレンジを持つパワフルなマイクプリアンプに加え、ダイナミックレンジ121 dBを誇るHi-Zインストゥルメント入力端子を搭載。
Hi-Z端子はグラウンドループで生じるノイズの影響を考慮した設計となっている。
出力はステレオモニターアウトに加え、ステレオフォーンとステレオミニでの2つのヘッドホン端子を用意。ヘッドホン出力インピーダンスは0Ωを実現し、ハイインピーダンスのヘッドホンにも対応する。
外部機器の入力だけでなく、コンピューターからの音声を入力に戻すループバック・チャンネルも用意。ゲーム実況などでの使用にも適した設計だ。
さらに、距離による音質変化を補正する機能を備えた同社の新作マイクRAYとの併用も念頭に。RAYによる音質補正に加え、CONNECT 2では突発的な過大入力を防ぎ、音量の一貫性を保ちながら、バックグラウンドノイズも抑えてくれる。
CONNECT 2は、最高24ビット/96kHzに対応し、USB-Cバス電源で動作する。Macでは追加のソフトウェアなしで使用可能。WindowsではASIOドライバーの使用が推奨される。また、登録ユーザーにはSTEINBERGのDAWソフトCubase LE(Mac/Windows)とCubasis LE(iPhone/iPad)のライセンスが付属する。