カスタムインイヤーモニター（IEM）ブランドのqdcが手掛けるユニバーサルモデルSUPERIORに、qdcとFitEarがタッグを組んでアップデートを施したSUPERIOR EX（33,000円）が5月11日(土)に発売される。
SUPERIOR EXは、快適な装着性と正確な音楽再生というコンセプトのもと開発されたユニバーサルIEM、SUPERIORをベースに誕生したモデル。シェルとフェイスプレートは、SUPERIOR EXの特性にマッチしたアルミニウムに変更。幅広い再生音域と全帯域にわたって自然で調和の取れたサウンドを再生するSUPERIORの特徴はそのままに、共振とピークを抑制することで、本来音楽が持つダイナミクスの再現に注力し、より幅広い楽曲へのマッチングを実現したという。同時に、軽量で快適なフィッティングも追求されている。
付属のSUPERIOR EX Cableには、オリジナルの銀メッキOFC導体4芯線ケーブルを採用。チューニングと製品コンセプトに合わせてよりダイナミックレンジと深いサブベース再生を追求した線材選択となった。被覆は黒のPVCで、金属スリーブを使用した3.5mm／3極アンバランスのストレートプラグを用いている。
SUPERIOR EXは、10mm径シングルフルレンジのダイナミックドライバーを搭載。ダイアフラムには真空成膜技術を使用した複合膜を採用し、高い均一性を持ちながら、高周波においても美しく滑らかな再生を可能としている。また、ダイアフラム駆動用磁気回路をドライバーの内外にそれぞれ使用することで磁束密度を高め、よりトランジェントに優れた駆動を実現。さらに、内部の空気圧を段階的に最適化する2層キャビティ構造によって、極めてひずみの少ないサウンドを獲得している。
また、SUPERIOR EXの発売に合わせて、バランス接続用ケーブルSUPERIOR EX Cable 4.4（11,000円）も同時発売となる。
