AZLAのイヤーピースSednaEarFitに医療用シリコンとTPE採用の新モデルが登場

Sedna EarFit ORIGIN（左）、XELASTEC II（右）

　イヤホンブランドAZLAより、初代SednaEarfitをベースにアップグレードした医療用シリコン採用イヤーピースSednaEarfit ORIGINと、体温で変形するTPE素材を採用イヤーピースSednaEarfit XELASTEC IIが3月16日(土)に発売となる。

医療用シリコンを採用したSednaEarfit ORIGIN

　SednaEarfit ORIGINは、2017年に発売された初代SednaEarfitをベースに、これまで培ってきた最新技術とKCC SILICONE製の医療用シリコンを採用。初代SednaEarfit の特徴であった、軸部が傘部より⾧いキノコ型形状を採用しながら、軸部の厚みを再設計し、イヤホンのノズルへの固定力を高めている。

一般的なシリコン製イヤーピースとの周波数特性比較

　音の直進性を向上させる目的で、ストレート型内部構造とホーン型開口部のハイブリッド構造を採用。特定の音域を可能な限り強調したりせず、高域から低域までバランスよく明確に耳まで届けることができるという。

　フィッティング面では、耳に触れる部分に向かうほど厚みが薄くなる、独自のテーパード型構造設計によって、低圧迫と高遮音性の両立を実現する。

SednaEarfit ORIGIN Standard パッケージと価格

• 同サイズ2ペア（SS/S/MS/M/ML/L）：各1,650円
• 多サイズセット（各1ペア：SS/S/MS、S/MS/M、M/ML/L）：各2,420円

※Standardは、主に有線イヤホンを想定したタイプ。細軸ノズルアダプターが付属する

製品情報

体温で軟化して密着するSednaEarfit XELASTEC II

装着イメージ

　SednaEarfit XELASTEC II は、ドイツKRAIBURG TPEとの協業によって熱可塑性エラストマー（TPE：サーマルプラスティックエラストマー）を採用。体温で軟化して変形し、 吸いつくように耳道に密着する。これによって、耳道の特定部分に負担が掛かることが少なくなり、⾧時間快適に使用できる上、耳への高い保持力も得られるのが特徴だ。

体温で軟化して変形し、 吸いつくように耳道に密着する

　前モデルSednaEarfit XELASTECから耐久性も向上。 TPE素材での二重構造設計によって軸部をより強化し、装着するイヤホンとのさらなる安定性向上を実現している。

ハニカム形状のワックスガードを採用する

　理想的な音響のために開発したダンパー機能を有する独自のハニカム構造コアレスワックスガードも、TPE素材での一体成型によって搭載。 高域の減衰を抑えつつ、音の直進性を確保する独自のストレート内部構造により、広いサウンドステージと鮮明で高域から低域までバランスの良い音の確保しているという。

SednaEarfit XELASTEC II パッケージと価格

• 同サイズ2ペア（SS/S/MS/M/ML/L）：各2,750円
• 多サイズセット（各1ペア：SS/S/MS、S/MS/M、MS/M/ML、M/ML/L）：各3,850円

※Standardは、一般的なイヤホンの多くに適合するタイプ

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