iPhone/iPadのAUv3プラグインをMacと連携して使うNovoNotes SideRack

SideRack Portability

 NovoNotesは、iPad や iPhone などのモバイルデバイス上で動作するAUv3オーディオプラグインを、Mac上のDAWから利用するためのソフトウェア、SideRackを発売した。

DAW側のプラグインとiPhone/iPadアプリが連携

Ableton LiveにSideRack Pluginを立ち上げたところ

Ableton LiveにSideRack Pluginを立ち上げたところ

 SideRack は、 Mac上のDAWにインサートするAU/VST3プラグイン「SideRack  Plugin」(通常価格98ドル、リリース記念価格78ドル)と、無償のiPhone/iPadアプリNovoNotes DUO内のモジュール「SideRack Server」の2つで構成される。

SideRack ServerにMoog Animoog Zを読み込んだところ

SideRack ServerにMoog Animoog Zを読み込んだところ

非圧縮オーディオとMIDIのやり取りが可能

 DAWとiPhone/iPadの間でのオーディオ&MIDI信号のやり取りは、LightningケーブルやUSBケーブルを経由して高速で転送(オーディオは非圧縮)。これによって、iPhone/iPad用にしか存在しないAUv3プラグイン(オーディオエフェクト、MIDIエフェクト、インストゥルメント)をDAWでの制作で活用することが可能となる。

SideRack概念図

SideRackの仕組み

iPad用のMIDIエディターアプリ、Atom | Piano Roll 2を使って、Apple PencilでMIDIノートの入力と編集を行う。SideRackを使うとこの操作をDAW側に反映することができるようになる

活用例。iPad用のMIDIエディターアプリ、Atom | Piano Roll 2を使って、Apple PencilでMIDIノートの入力と編集を行う。SideRackを使うとこの操作をDAW側に反映することができるようになる

 

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