32ビットフロート/96kHz録音に対応するZOOM essentialシリーズが3月発売

ZOOM essential Series

 ZOOMは、高音質なXYステレオマイクと32ビットフロート録音技術を搭載したハンディレコーダーの最新ラインナップ、essentialシリーズの3機種を、3月上旬より発売する。

 32ビットフロート/最高96kHzの録音が可能で、マイク入力時点でひずまない限り、誰でもRECボタンを押すだけで音割れのないクリアなオーディオ録音を実現する。また、録音後に小さな音を大きくする編集を行っても音の解像度が劣化しないという特長により、音楽、映像、ポッドキャストなどのコンテンツ制作における大きなアドバンテージを提供してくれる。

ハンディなステレオ録音機のH1essential

H1essential Hand

 H1essential(オープンプライス:市場予想価格11,900円前後)は、シリーズ中最も手軽に録音が行えるXYマイク搭載のステレオレコーダー。耐音圧120dB SPL、ステレオ指向角90°のXYマイクを備えている。録音中の音声をリアルタイムに波形表示する有機ELスクリーンを実装。声の収録に最適なモノラルモードや、振動や空調音などの低周波ノイズを抑えるローカットフィルターを備える。

H1essential Slant

 元のファイルを残しながら重ね録りできる、非破壊方式のオーバーダビング機能や、入力音量に合わせて設定できるオートREC、録音ボタンを押す前の音も収録するプリREC、セルフタイマー/録音開始タイマーなど多彩な録音オプションも用意する。

 外部マイク/ライン入力(2.5Vプラグインパワー対応)端子とライン/ヘッドフォン出力 をステレオミニ端子で用意し、デジタル一眼との連携も可能。音声の位置合わせに便利な、録音開始トーン機能も備える。Windows/Mac/iOS/Androidで動作するUSBマイクとしても機能し、本体への同時録音も可能。配信を行いながらバックアップ録音が行える。記録メディアはmicroSDHC/SDXCカードを採用し、単4電池×2本、別売りのACアダプターまたはUSBモバイルバッテリーの3電源方式。

外部入力を備えた4trモデルのH4essential

H4essential Hand

 H4essential(オープンプライス:市場予想価格24,900円前後)は、4トラック仕様の32ビットフロートレコーダー。耐音圧130dB SPL、ステレオ指向角90°のXYマイクとEIN −120dBu以下の超低ノイズ高品位プリアンプ、デュアルADコンバーターにより、ワンランク上の録音が行える。

H44essential Slant

 マイク以外に、2系統のロック機構付きXLR/TRSフォーン入力 、ステレオミニ仕様の外部マイク/ライン入力(2.5Vプラグインパワー対応)も用意されている。

2系統のXLR/TRSフォーン入力はロック機能付きでケーブルの脱落を防止

2系統のXLR/TRSフォーン入力はロック機能付きでケーブルの脱落を防止

 最大4イン/2アウト、32ビットフロート対応のUSBオーディオ・インターフェースとしても機能。単3アルカリ電池×2本で約9時間の駆動が可能なほか、ACアダプター(別売り)や一般的なUSBモバイルバッテリーでも使用できる。別売りのBluetoothアダプターBTA-1を追加することで、iOSアプリからのリモート操作が可能さらにTimecode SystemsのUltraSync Blueと連携し、映像との正確なタイムコード同期も実現する。

iOSアプリからのリモートコントロールも可能

BTA-1の追加でiOSアプリからのリモートコントロールも可能

マイクカプセルが交換可能なH6essential

H6essential Hand

 H6essential(オープンプライス:市場予想価格34,900円前後)は、耐音圧135dB SPLの大口径XYステレオマイクを搭載した6トラック仕様の32bitフロートレコーダー。マイクは脱着可能で、オプションの32bitフロート対応マイクカプセル(SSH-6e/EXH-6e)に付け替えることもできる。

H6essential Hand

 4系統のロック機構付きXLR/TRSフォーン入力も用意。単3アルカリ電池4本で約18時間駆動するほか、ACアダプター(別売り)や一般的なUSBモバイルバッテリーでも使用できる。USBオーディオインターフェース機能(6イン/2アウト)、BluetoothでのiOSアプリとの連携やタイムコード同期など、姉妹機H4の優れた機能も網羅する。

H6essential Side

 

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