スウェーデンのTK audioから、アナログ領域でのM/S(Mid/Side)処理をコントロールするためのステレオツール、MS Station(349,800円)がリリースされた。
MS Stationは、処理したい信号のメイン入出力(L/R)とインサートするステレオ機器の入出力(L/R)を接続することで、M/Sステレオでの処理を行えるというもの。まず、MidとSideで独立した16ステップのブレンドコントロールがあり、パラレルコンプレッションなど、原音とインサート機器で処理した音とのバランスを調整できる。
そのほか、低域をモノラル化するElliptical EQ、ステレオ感を調整するワイズコントロール、任意の信号をモニタリングできるCUEセクションを備えている。