IK Multimediaは、iPhone/iPadやMac/Windowsに対応するギター/ベース用オーディオインターフェース、iRig HD X(オープンプライス:市場予想価格22,880円前後)を発表。9月22日(金)に発売となる。
シリーズの最新フラッグシップ・モデルとなるiRig HD Xでは、あらゆるギター・ピックアップに対応すべく115dBダイナミック・レンジの超低ノイズ・プリアンプを内蔵。接続端子にUSB-Cを採用しており、LightningケーブルやUSB-Cケーブルが同梱されているのも特徴で、iPhone、iPad、Mac、Windowsマシンに接続するだけで、ギターやベースの録音やソフトでのエフェクト処理などが最高24ビット/96kHzで行える。
新たにLoopback+機能を搭載し、AmpliTubeやTONEXなどのアプリ経由で出力された音声をライブ配信アプリに送る、といった使い方もできるようになったのもポイントだ。
出力は、ハイレゾ対応ヘッドフォン・アンプとしても使えるステレオ・ミニに加え、ギターアンプやエフェクトなどへの標準フォーン出力端子も用意されている。
購入者には、TONEX SE(Mac/Windows)、AmpliTube 5 SE(Mac/Windows)のライセンスが提供される上、iOS用AmpliTube CSでの有償版同等のモデルやTONEXでのTONEX SEが使用できるようになる。
主な機能は本体中央のノブで操作可能。押すたびにヘッドフォン音量の調整、アンプ出力のFX/THRU、ダイレクトモニタリングのオン/オフ、Loopback+のオン/オフが切り替えられる。その周辺に設けられたリング状のLEDは、入力レベル表示のほか、チューナーとしても機能する。