PRISM SOUND Dream ADA-128 〜同社の最高クラスのネットワーク型AD/DAコンバーター

PRISM SOUND Dream ADA-128

 PRISM SOUNDより、同社の最高クラスの製品ラインにのみ冠されるDreamの称号を受け継いだ最新のAD/DAコンバーターDream ADA-128が7月28日より発売される。

 ADA-128は、8chアナログ入力、8chアナログ出力、8chのAES/EBU入出力といったモジュールを計8基搭載することで、128ch入出力構成まで構成が可能。Dolby Atmos用の128ch出力を1台でカバーすることもできる。加えてPro Tools|HDXやDante、MADI(開発中)などそれぞれ64chのホストモジュールを搭載ができる4つのスロットも装備している。

PRISM SOUND Dream ADA-128

フロント

 アナログとAES/EBU入出力とホスト(Pro Tools|HDXやDanteなど)との間がルーティングできるだけでなく、アナログからAES/EBUへのルーティングや、ホスト間のブリッジングも可能。すべてのI/Oモジュールや本体内蔵のルーティングモジュールには、DSP機能が搭載。現状はトリムやMS処理などが可能で、将来的にはソフトのダウンロードによってさまざまな機能を追加できる予定だ。

PRISM SOUND Dream ADA-128

リア

 また、ADA-128はQCLOCKという新しいシステムにより、4つの独立したクロックジェネレーターを異なるサンプルレートとシンクソースを組み合わせることが可能。複数のワークフローを1台のADA-128でリソース共有するなど、高度なシステム構築が行える。

 なお、ラインナップはADA128-16x16-PTHDX(3,230,700円:アナログ16ch分の入出力を可能にする拡張カードとAVID Pro Tools|HDXのデジタルホストカードを搭載)をはじめ、DanteやAES/EBUの対応モデルなどが用意されている。

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