MIL Studioが360 Virtual Mixing Environment測定サービスを開始

MIL STUDIO

 メディア・インテグレーションは、同社MIL Studio(東京:東横線祐天寺駅付近)での360 Virtual Mixing Environment測定サービスの受付を7月13日(木)より開始すると発表した。

360VMEの仕組み。DAWからのマルチチャンネル出力を360VMEソフトウェアが受け、バイノーラル出力する

360VMEの仕組み。DAWからのマルチチャンネル出力を360VMEソフトウェアが受け、バイノーラル出力する

 ソニーが開発した360 Virtual Environment(360VME)は、複数のスピーカーで構成された立体音響スタジオの音場を、独自の測定技術によりヘッドホンで正確に再現するもの。一度スタジオで測定すると、ヘッドホンと360VMEソフトウェアの組み合わせで、どこでも立体音響制作のモニタリングが行えるようになる。

360VMEソフトウェアと推奨ヘッドホンのMDR-MV1

360VMEソフトウェアと推奨ヘッドホンのMDR-MV1

測定可能フォーマット

  • 360 Reality Audio 5.5.5+1T (水平5ch/ハイト5ch/ボトム5ch/トップ1ch)
    ※360 Reality Audioの標準フォーマットである13ch:5.5.3(5.5+3B)と下位互換性あり
  • 360 Reality Audio 7.4.4+1T (水平7ch/ハイト4ch/ボトム4ch/トップ1ch)
    ※Dolby Atmos 7.1.4chにボトムを追加するユーザーを想定
  • Dolby Atmos 9.1.6 (水平9ch/LFE 1ch/ハイト6ch)

測定に使用するヘッドホン

 今後360VMEと共に使用予定のものを持参(ソニーMDR-MV1を推奨)。複数のヘッドホン使用を希望する場合は、その数の分だけプロファイル測定が必要となる。

測定料金

 74,800円(追加測定は1プロファイルにつき+22,000円)

測定日

 毎週月曜13:00〜19:00。所要時間は1〜3測定で1時間、4〜6測定で2時間

サービス情報

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