TASCAMは、32ビットフロート録音に対応するピンマイク付きフィールドレコーダーDR-10L Pro(オープンプライス:市場予想価格26,950円前後)を8月26日(土)に発売する。
本体サイズ53(W) × 50.7(H) ×21.4(D)mm、電池(単4×2本)を含めた重量が65gと軽量コンパクトで、ロケ撮影や結婚式などのイベントを妨げないのが特徴。32ビットフロート録音とデュアルADコンバーターの搭載により、レベル設定は不要で、録音スイッチをスライドするだけで簡単に音割れしない録音が可能となっている。付属のピンマイクも、大きな声も割れることなく明瞭にとらえ、DR-10L Proの32ビットフロート録音を最大限に生かすことができるという。
録音フォーマットは16/24/ビットまたは32ビットフロートのWAVまたはMP3(128/192kbps)、サンプリングレートはいずれの場合も44.1/48kHz。記録メディアにはmicroSD/SDHC/SDXCカードを採用する。リチウム乾電池使用の場合、最大24.5時間の使用が可能だ。また、20秒ごとにファイルを自動保存する機能があり、電池切れなど想定外のケースが発生した場合のデータ消失を最小限にできる。
別売りのBluetoothアダプターAK-BT1(オープンプライス:市場予想価格5,038円前後)を追加することで、iPhone、iPad、Android用の無償アプリDR-10L Pro CONNECTから、最大5台を同時にリモート操作可能。トランスポート操作、録音設定、各個体を管理するための名称設定、波形のリアルタイムモニタリング、一括での録音/停止が行える。
また、AK-BT1を装着すると、Atomos製品を介してカメラとのワイヤレスタイムコード同期に対応する。
さらにオーディオリペアツールとして人気のソフト、iZotope RX Elements(Mac/Windows、AU/AAX/VST3対応)をバンドル。声のバックグランドノイズ、クリックノイズ、ハムノイズや余分な残響などを除去し、制作を強力にサポートしてくれる。
製品情報
関連記事