IMPACT SOUNDWORKSから、アナログ・テープレコーダーのふるまいを物理モデリングによって10個のモジュールで再現したプラグイン・エフェクト、Tape Sculptor(通常価格13,893円前後、6月20日までのリリース記念価格11,087円前後:価格は為替レートによって変動)がリリースされた。Mac/Windows、AAX/AU/CLAPS/VSTに対応する。
既に発売されているBass Sculptorと同様、オーディオ信号処理のエンジニアとして知られるジャティン・チャウドリー(Jatin Chowdhury)氏と共同開発。氏が自身のChowdhury DSPで公開しているChow Tape Modelをベースにしている。下記の10種のモジュールで、ナチュラルなトーンコントロールから激しいひずみ、強力なモジュレーションまでさまざまなサウンド加工が可能だ。
- Filter
- Emphasis
- Compressor
- Saturation
- Degrade(テープの経年変化や摩耗)
- Chew(テープのシワ/ヨレ)
- Loss(テープマシンの信号が失われる独特のパターンを再現)
- Wow
- Flutter
- Delay(4ch)
M/S処理や、原音とエフェクト音のミックス、2種類の設定のA/B比較も可能。132種類のファクトリープリセットが用意されている。内部処理は最大16倍のオーバーサンプリングで行い、リニアフェイズやサチュレーション精度を優先するモード切り替えも備えている。