YAMAHAは、高品位な音響空間を作り出すサウンドシステム設計者のために開発した、シグナルプロセッサーのフラッグシップモデルDME7(オープンプライス)を2023年5月に発売する。
DMEシリーズは、劇場やコンサート会場などの音質が重要視される現場において、サウンドシステム設計者が音響をデザインする際に、高度な音の演出表現を実現し上質な音響体験を提供するシグナルプロセッサー。
DME7は、豊富なDSPコンポーネントを標準搭載し、それらを組み合わせて自在に配置することで、用途に合わせて柔軟にシステムを構築できるフリーコンフィグレーション方式を採用。デジタルミキシングシステムのRIVAGE PMシリーズから継承した、サウンドメイキングに定評のあるコンポーネントによるプロセッシングも実現する。
96kHzサンプリングの高分解能を実現し、標準で64chのDante入出力が可能。また、拡張キットDEK-DME7-DX64(オープンプライス)を適用することで、最大256chの入出力に対応する。
さらに、設置環境や運用方法に合わせたコントロールパネルの作成や、機器のリモートコントロール/モニタリングが可能なWindows対応ソフトProVisionaireシリーズによるシステム全体の制御にも対応。新たにシステムのデザイン機能が追加されている。
DME7ウェビナー
DME7の発売に先駆けて、基礎的な内容を中心に、特徴や使い方を紹介するウェビナー(Zoomでのオンラインセミナー)も2月16日(木)14時より開催される。