SPITFIRE AUDIOより、200台のカセット・プレーヤーを使ったユニークなオーケストラ音源が登場

 SPITFIRE AUDIOから、200台のカセット・プレーヤーを演奏者に見立てたユニークなオーケストラ音源、Aperture:Cassette Symphony(34,045円前後:為替レートによって変動)が発売された。Mac/Windowsに対応し、AAX/AU/VSTプラグインとして動作する。

200台の特注カセット・プレーヤー

 Aperture:Cassette Symphonyは、オーケストラ楽器のサウンドを、200台の特注カセット・プレーヤーと10台のカスタムメイドの演奏用コントローラーを使って再生。教会を改造したグラスゴーの仮設スタジオで15台のスピーカーから出力し、フルオーケストラのマイク・セットアップにて再びレコーディングしたサウンドを収録している。

収録の様子

 テープ・サンプリング初期の楽器Mellotronからインスピレーションを得たというそのサウンドは、カセットならではのノスタルジックで温かい音色が特徴。ハイストリングス、ローストリングス、ハイウッド、ローウッド、ハイブラス、ローブラス、パーカッションの7セクションと100種類のアーティキュレーションを用意する。さらに、アンサンブルのサイズを調整することができるApertureフェーダーを装備し、ソロ奏者を近くで録音したサウンドからフルオーケストラまで表現することができる。

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