GENELEC GLM 4.2提供開始。キャリブレーションレポート作成やMIDIリモートなどが追加

 GENELECのSAM(Smart Active Monitor)システムの設定やキャリブレート、コントロールを行うソフトGLM(Genelec Loudspeaker Manager)の最新バージョン、GLM 4.2の提供が開始された。

 最先端の自動キャリブレーション・アルゴリズムAutoCal 2を搭載。そのキャリブレーション結果から、リスニング・ポジションでの周波数応答の精度や時間軸で変化する音響的な特性、到達時間の精度、初期反射、室内音響分析などをレポート化するGRADE(Genelec Room Acoustic Data Evaluation)を追加している。

GRADEレポートは現時点では英語版のみで、2022年末まで無償提供される

 さらに、ボリューム調整やシステムのMute、Dim、レベルプリセット、ベースマネジメントのバイパス、グループプリセットの選択など、主要なGLMの機能をMIDIでコントロールすることが可能になった。そのほかモニタリング作業効率を大きく向上させるさまざまな機能が実装&改善されている。

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