JBL PROFESSIONALが制動性能の高さを特徴とするサブウーファーVTX-B28を発売

JBL PROFESSIONALが制動性能の高さを特徴とするサブウーファーVTX-B28を発売

 JBL PROFESSIONAL が、同ブランドのラインアレイ・スピーカーVTX A SeriesとVTX V Seriesの両方に対応するサブウーファーVTX-B28(オープン・プライス:市場予想価格1,158,300円)をリリース。国内では4月1日よりヒビノが販売を手掛ける。

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18インチ径ドライバーを2基搭載

 VTX-B28は、独自のディファレンシャル・ドライブ方式を採用した18インチ径ドライバー2288Hを2基搭載。強力な制動性能により、音量が変化しても周波数特性がほぼ変わらないという。センターに位置するバスレフ・ポートは両側に丸みを持たせた独自のスリップストリーム設計で、乱流によるノイズを低減する仕様になっている。

 設置の自由度が高いのも特徴。複数台を組み合わせることで、カーディオイドの指向性を持たせることができる。別売りのサスペンション・バーVTX-B28-SB(オープン・プライス:市場予想価格218,130円)を使って最大16 本を連結してつることも可能だ。また、本体上面の3つのソケットに各モデル用のベースプレートを接続することで、VTX-A12、A8、V20をグランド・スタックすることもできる。

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別売りのサスペンションバーVTX-B28-SBを用いることで、VTX-B28を最大16本連結可能

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各モデル用のベースプレートを接続することで、VTX-A12、A8、V20をグランド・スタックすることが可能(写真はVTX-A12を接続)

 CROWN製のパワー・アンプIT4X3500HDやIT12000HDと組み合わせることで、専用のDSPプリセット・データを使用することが可能。また、システム全体の設計と設定を効率化するソフトウェアPerformance Managerや、アレイ構成時のシステム性能を予測するソフトウェアLine Array Calculator、予測から得られた設定値を現場でQR コード化して共有するアプリケーションArray Linkが用意されており、迅速にシステムを設計することが可能だ。

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システム全体の設計と設定を効率化するソフトウェアPerformance Manager

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アレイ構成時のシステム性能を予測するソフトウェアLine Array Calculator

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設定の値を現場でQR コード化して共有するアプリケーションArray Link

 エンクロージャーに関する防塵と防水についての保護等級IP-55に適合しており、屋外のイベント会場やスポーツ施設など、砂埃や風雨を直接浴びる過酷な環境でも活躍。キャスター付き台車やカバーなど、運搬や保管に便利なオプションも豊富に用意されている。また2年間の保証も付属しているので、安心して使用できるだろう。

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