CMEから、WIDI Master、WIDI Jackに続くワイアレスMIDI機器として、MIDI端子を持たないUSB-MIDI機器をワイアレス化するWIDI Uhost(8,800円)が12月28日に発売となる。
Bluetooth MIDI (BLE-MIDI) によって、コンピューターやiOS機器、WIDIシリーズや対応MIDIデバイスとBluetoothを介しワイアレスMIDI接続が可能。CME独自のSCA(Smart Connectivity Algorithms)技術によって、自動ペアリングや最小3msの低レイテンシーなどの機能を実現している。最新のBluetooth 5を採用しており、従来の2倍の転送速度と4倍の到達距離を獲得。ライブやステージでも安定した動作が期待できる。
本体のUSB Type-C端子はバス・パワー供給を受けることが可能。電源入力専用のUSB Type-C端子も併装する。ケーブルは付属せず、USB Type-B&Aの2本がセットになったWIDI-USB-B OTG Cable Pack I(1,100円)、USB Micro-B&Type-Aの2本がセットになったWIDI-USB Mircro-B Cable Pack II(1,100円)がオプションで用意されている(WIDI Uhostとの接続側はいずれもUSB Type-C)。
WIDI Uhost本体にはマグネットが仕込まれており、スチール製筐体の機器に張り付けが可能。スチール筐体ではない製品との組み合わせのために、マグネット・パッチが付属する。
なお、WIDI Uhostは多くのUSB 2.0クラス・コンプライアントMIDIデバイスに対応するが、国内取扱元であるフックアップでは、動作検証用としてデモ機を用意。接続する機器の仕様について不明確な場合、販売店を通じてデモ機を借り、購入前に互換性の有無を確かめることができる。