MACKIE.はPA用パワード・スピーカー、SRTシリーズの4モデルを発表した。価格はいずれもオープン・プライスで、10インチ/2ウェイのSRT210(市場予想価格60,900円+税)、12インチ/2ウェイのSRT212(市場予想価格70,300円+税)、15インチ/2ウェイのSRT215(市場予想価格85,200円+税)、18インチ・サブウーファーのSR18S(市場予想価格97,400円+税)をラインナップ。発売時期は2021年初夏頃を予定している。
SRTシリーズは、上位機種の最新機能と操作性を採用し、誰でも簡単に現場に合わせたセットアップが可能なパワード・スピーカー。最新の音響処理技術であるAdvanced Impulse DSPテクノロジーにより、無駄な低域や音にならない中域、耳障りな高域を排除し、明瞭度が高く緻密にチューニングされたサウンドを実現。音質とサウンド・バランスへの影響を抑えた入力過負荷保護機能を搭載し、安定動作設計の1,600Wパワー・アンプを備える。
内蔵デジタル・ミキサーの入力には、マイク/ライン/Hi-Zに対応する2系統のXLR/TRSフォーン・コンボ端子と、ステレオ・ミニAUXを装備。Bluetooth経由でのオーディオ再生にも対応する。各チャンネルのレベル、EQに加え、瞬時にミキサー、プロセッサーにアクセス可能なシングル・ノブと直感的な操作が可能な高解像度フル・カラー・ディスプレイを備えている。また、選択可能なボイシング・モードや時間補正ディレイ(最大30m)、最大10パターンのユーザー・プリセットも用意。さらに、スマートフォンなどのBluetoothデバイスにインストールしたSRT Mix Controlアプリにより、EQ、レベル、プリセットなどすべての機能と設定をワイアレスで行うことが可能だ。
エンクロージャーには、MACKIE.の設計開発コンセプトである”戦車級に頑丈な”モールド・キャビネットとスチール・グリルを採用しており、ツアーなど過酷な使用にも備える。フロア・モニターやポール・マウント、フライングなどさまざまな設置オプションにも対応している。
ニュースリリース
MACKIE. SRTシリーズ 製品情報(英文)