KORG初のアナログ・モノフォニック・シンセMinikorg 700が新たな機能を追加して限定復刻

f:id:rittor_snrec:20210118211554j:plain
  KORGは、同社初の量産モノフォニック・シンセMinikorg 700(1973年発売)を復刻したMinikorg 700FS(価格未定)を完全限定生産にて復刻する。6月発売予定。

 

f:id:rittor_snrec:20210118211620j:plain

 Minikorg 700FSの元となっているのは、1974年発売の改良版Minikorg 700S。1オシレーターのMinikorg 700に、サブオシレーターとリング・モジュレーターを追加したバージョンだ。オリジナルの開発者、三枝文夫氏の監修の下、アルペジエイター、スプリング・リバーブ、アフタータッチなどを加えた仕様となっている。

 

f:id:rittor_snrec:20210118211706j:plain

 KORG初号機でありながら、同社史上最も太い音色を持つと言われたオシレーターを再現。Volca KeysやVolca Bassにも採用されたフィルター回路との組み合わせで、喜多郎が愛用してきたことでも有名なリードや太いベースが再現される。

 

 また、オルガンの上に置いて使用することを前提としたレイアウトを踏襲。操作子は鍵盤手前下に置かれ、二段鍵盤にした際の操作性が考慮されたデザインだ。

f:id:rittor_snrec:20210118211736j:plain

 ローパスとハイパスを併装したトラベラー・コントローラーは、オリジナル同様、フィルターの二段がけでミュートされないようノブに突起が設けられているが、当時の改造例としてよくあったスライダーをわざと交差させる手法が再現できるように、突起の無いノブも同梱されている。

f:id:rittor_snrec:20210118211805j:plain

  前述の追加機能のほか、ベンド/モジュレーション用のジョイスティック、USB端子、MIDI IN、CV/Gate入力、プログラム・メモリーも新たな機能として用意された。なお、専用ハード・ケースが付属している。

f:id:rittor_snrec:20210118211829j:plain

f:id:rittor_snrec:20210118211911j:plain

www.digimart.net

 

製品情報

www.korg.com

 

関連記事

www.snrec.jp

www.snrec.jp